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暗殺者に宿る“怒り”と“哀しみ”。イ・ビョンホンが語る『G.I.ジョー』
2013年06月07日 17時36分 [洋画]
『G.I.ジョー バック2リベンジ』に出演したイ・ビョンホン

イ・ビョンホンが公開中のアクション映画『G.I.ジョー バック2リベンジ』に再び出演している。彼は本作で冷酷な暗殺者ストーム・シャドーを演じ華麗なアクションを披露しているが、ストームシャドーの“内面”も見事に演じている。来日時に話を聞いた。

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『G.I.ジョー』は、アメリカ政府が組織した国際機密部隊“G.I.ジョー”と、世界征服を企む悪の武装集団“コブラ”が壮絶な戦いを繰り広げるアクション大作。最新作では“G.I.ジョー”が襲撃を受け、生き残った数少ないメンバーが、伝説の司令官ジョーの助けを借り、再び勢力を拡大したコブラたちに立ち向かう姿を描く。

本作でビョンホンが演じたストームシャドーは、かつてG.I.ジョーのメンバー、スネークアイズと兄弟同然に育つも、ある事件を機に冷酷な殺し屋へと変貌し、スネークアイズとは宿命のライバル関係にある。“女は殺さない”というルール以外は容赦がなく、その攻撃は正確にして強烈。しかし、どこかで“孤独”を感じさせる人物だ。ビョンホンは「ストームシャドーは表向きはとてもクールに見える人物ですが、その裏側には彼なりの歴史があります」という。「彼は知らぬ間にこのような状況に置かれ、真実は歪曲されてしまったのです。そのせいで子供時代を共に過ごしたスネークアイズでさえ、彼のことを信じてはくれない。彼は孤独を感じたでしょうし、とても哀れで壮絶な幼少期を過ごしたファイターです。だからこそ彼はシニカルにならざるを得なかったのでしょう」。

スネークアイズはつねに“怒り”と“哀しみ”を抱えている。「何を言ってもダメだ、理解してもらえない、弁解の余地はないんだとわかっているので相手が来ると『かかってこい!』と言ってしまう。それがクールに見えるんだと解釈して演じるようにしました」。忠誠を誓ってきた組織のボスに拷問を受け、すべてを失いながら復讐する男を演じた『甘い人生』や、婚約者を殺した殺人鬼を追う中で自身も狂気ととり憑かれてしまう男を演じた『悪魔を見た』など、ビョンホンは“怒り”と“哀しみ”を混在させて演じることに長けた俳優だけに、本作でもストームシャドーの“内面”を見事に演じている。

『G.I.ジョー バック2リベンジ』
公開中

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