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三谷幸喜がニール・サイモン作品を初演出。中谷美紀、松岡昌宏らの顔ぶれで
2013年06月25日 17時49分 [演劇]
中谷美紀、三谷幸喜
中谷美紀、三谷幸喜

今秋、三谷幸喜の演出でニール・サイモン作『ロスト・イン・ヨンカーズ』を東京・PARCO劇場で上演することが決まった。劇作家として強い敬愛を抱くがゆえに、「ニール・サイモンを演出することは、封印していた」と話す三谷が、PARCO劇場40周年というアニバーサリーイヤーにあたり、ついにその封印を解く。三谷自らがキャスティング、中谷美紀、松岡昌宏、草笛光子らの顔ぶれで上演する。

舞台『ロスト・イン・ヨンカーズ』チケット情報

第二次大戦中のニューヨーク州ヨンカーズを舞台に、厳格な母ミセス・カーニッツと、彼女に育てられた4人の兄弟たちが不器用ながら懸命に生きる姿を描く「家族の物語」。1991年のピュリツァー賞とトニー賞に輝いた、ニール・サイモンの代表作のひとつだ。

少しおつむが足りないながらも、ひとりの女性として幸せをつかみたいと願うヒロイン・ベラに、2011年『猟銃』(フランソワ・ジラール演出)でひとり3役を演じて初舞台を踏み、同年の演劇賞に輝いた中谷美紀。中谷は「初舞台を踏ませていただいたパルコさんと、三谷幸喜さんがお声がけくださり、私が心動かされる作品を提示してくださいました」「どの家族にもたくさんの喜び、そして苦しみ、あるいは憎しみや愛があると思うのですけど、この作品もみなさんと同じように家族の中で悩み、苦しみ、そして光を見出す人々のお話であり、笑いあり涙ありの人情物語です」とコメント。

地元のギャングから身を隠すために家に舞い戻ったベラの兄弟ルイ役には、TOKIOの松岡昌宏。「三谷さんは「この役は松岡でなければ」とおっしゃってくださっているそうなんです。全てを鵜呑みにしていいかどうかは分からないですけど(笑)、やっぱりそう言われるのは僕たちにとって一番の褒め言葉であり、うれしいことなんですね。ですから、その期待に応えられるように頑張りながら、のびのびと刺激のある時間を過ごしたいと思います」と意気込みを語っている。

そして、この家族の源、ミセス・カーニッツには1992年の日本初演(青井陽治演出)においても同役を演じた草笛光子。80歳を目前にして、この難役に再チャレンジする。「21年前にこの作品に出演したときは、ご覧になった方から「おばあさん役は、まだ早いんじゃない?」と言われましたが、あれから年月が経ちまして、やっと役にフィットする年齢になりました(笑)老けた感じを作ることもなくなってきましたので、今度はどういうふうにやれるのか、自分でも楽しみにしております」とコメントを寄せている。

このほか、妻の死後、息子ふたりを母のもとに送らざるを得なくなる、長男エディ役に小林隆。エディの息子役に浅利陽介と入江甚儀。「結婚」によって厳格な母から逃れることに成功したベラの長女ガートに長野里美が出演。

10月5日(土)からの東京公演を皮切りに、福岡、大阪、愛知、神奈川で上演。東京公演のチケット一般発売は8月17日(土)より。なお、チケットぴあでは東京公演のインターネット先行・いち早プレリザーブを7月18日(木)午前11時から受付ける。

チケットぴあ

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