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タツノコプロ制作の人気SFアニメを初めて実写映画化した『ガッチャマン』の完成披露試写会が16日、東京国際フォーラムで開催され、主演の松坂桃李(大鷲の健役)をはじめ、綾野剛(コンドルのジョー役)、剛力彩芽(白鳥のジュン役)、濱田龍臣(燕の甚平役)、鈴木亮平(みみずくの竜役)、メガホンを執った佐藤東弥監督が出席した。
未知なる侵略者“ギャラクター”の攻撃によって半壊した近未来を舞台に、最後の望みである「石」からのパワーを引き出せる5人の適合者がガッチャマンとして組織され、人類存亡をかけた戦いを繰り広げるSFアクション大作。松坂は「最初は『実写化できるのかな』という気持ちもあったが、監督から『僕らが世界観をしっかり用意する』と熱い思いでおっしゃってくれたので、同じ熱量で突き進めばいいんだと。実際に完成した作品を観て、間違っていなかったと実感した」と誇らしげにアピールしていた。
本作の見どころといえば、ガッチャマンの5人が身にまとう“Gスーツ”と呼ばれる劇中衣装。総額2000万円の製作費を投じた逸品だが「着るのも脱ぐのも15分以上かかってしまう」(鈴木)と苦労も多かったという。綾野が「なかなかトイレに行きたいって言えなくて」と苦笑すると、松坂も「でも行きたいって気持ちもあるので、お互いに『トイレに行くかい?』って感じで、目で合図し合った」と舞台裏を明かしていた。
また、原作アニメでは剛力演じるジュンの衣装はミニスカートという設定だったが、映画ではオリジナルデザインに変更され「正直、ホッとしました」(剛力)。ただ、ガッチャマン世代である父親からは「ミニスカートじゃないの?」と聞かれたといい、「そうじゃないと答えたら、悲しそうな表情でした」。一方、濱田は成長期真っただ中で「身長も伸びてしまったので、もう着れないです」としみじみ語っていた。
『ガッチャマン』
8月24日(土)全国ロードショー
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