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スキマスイッチ、Augusta Campで全37曲を熱演
2013年08月09日 17時50分 [J-POP・ROCK]
スキマスイッチ 撮影:岩佐篤樹
スキマスイッチ 撮影:岩佐篤樹

オフィスオーガスタ所属アーティストが出演する音楽フェスティバル“Augusta Camp”が7月27日、横浜赤レンガパーク 野外特設ステージで開催され、15,000人の観客を熱狂させた。15年目の今回は“Sukimaswitch in Augusta Camp 2013”と題し、デビュー10周年を迎えたスキマスイッチがホスト役を務め、次々と各アーティストとセッションした。

天候は晴天、海風が吹き抜けるステージにスキマスイッチが豪華サポートバンドとともに登場。ボーカル&ギター大橋卓弥は「今回は冠が付いたイベントですので、僕らがこのステージから引っ込むことはありません。最後まで盛り上がっていきましょう!」と全ステージに出演することを宣言。福耳の『星のかけらを探しに行こう Again』でイベントがスタートした。

最初のゲストさかいゆうは、「スキマスイッチとの出会いはこのピアノイントロ」と紹介しスキマスイッチの『螺旋(らせん)』を披露し、軽快なピアノと美声を響かせた。続く杏子は、スキマスイッチのリクエストでBARBEE BOYSの『目を閉じておいでよ』をデュエット。黒のジャケットを羽織った大橋がKONTA役を務めるが、杏子の迫力に圧倒されタジタジだった。続いて登場した元ちとせは、スキマスイッチの『晴ときどき曇』でコラボし、独特の節回しで元ちとせワールドを展開。長澤知之はスキマスイッチのデビュー曲『view』をセッションし、優しい歌声を観客に届けた。

休憩を挟み、あらきゆうこのソロプロジェクトMI-GUの『ひとりじゃできないから手伝ってください』で再開。岡本定義(COIL)は、バンド用にアレンジされたスキマスイッチの『きみがいいなら』でコラボ。アフロヘアと口髭を付け、デビュー当時の常田真太郎に扮し会場を沸かせた山崎まさよしは、エディ・コクラン『サマータイム・ブルース』のカバーや、自身の『愛のしくみ』などをセッション。競い合うようにギターを演奏し観客を熱狂させた。秦 基博は、同じ読み方のナンバー、スキマスイッチ『藍』、秦 基博『アイ』でコラボし、胸に響く歌声で観客を魅了した。そして、今回の主役であるスキマスイッチがソロステージを行い、「10年分の思いを込めた、ほんわかする曲」という10周年記念の新曲『Hello Especially』や、ヒット曲『全力少年』など全8曲を披露した。

最後の最後で豪雨となったステージには出演者全員が勢ぞろいし、福耳の『夏はこれからだ!』『惑星タイマー』を披露。感動が会場を包み込む中、山崎の号令で、「10周年おめでとう!」と会場の全員でスキマスイッチを祝福すると、「(10周年を)いま実感できました!」とふたりは感謝。全37曲約6時間半にわたるイベントは幕を閉じた。

取材・文:門宏

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