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アメリカのパンクロックバンド、グリーン・デイの同名アルバムを舞台化したミュージカル『アメリカン・イディオット』が初日を迎えた8月7日、ゲネプロと囲み取材が行われた。
ミュージカル『アメリカン・イディオット』は、アメリカの郊外で日々をダラダラと生きる3人の青年が、現状を打破するべく一緒に都会に出ようとするところから物語が始まる。ただ、それぞれの事情で離れ離れになってしまい、しかも想っているようには人生が転がらず・・・という3人の葛藤が描かれる。
全編、ほぼ通常の台詞は無く、グリーン・デイの楽曲のみで話が展開していく。しかし、ストーリーが単調になったり、破綻しているということは全く無く、むしろグリーン・デイの楽曲を通して、アメリカに住む若者の感情をリアルに描ききっている。グリーンデイのファンは楽曲の持つメッセージをより深く知る事ができる作品だ。また、彼らの楽曲に馴染みがない人でも心配は無用だ。楽曲を演奏する生バンドの迫力や、出演者の感情の込められた激しいダンスや歌唱力、フライング・アクションなど、ハイクオリティな演出を十二分に楽しめる。
今回のゲネプロは同公演のオフィシャルサポーターを務めているタレントのIMALUも観劇。ゲネプロ終了後の囲み取材にも出演者と一緒に参加した。舞台についてIMALUは「オフィシャルサポーターに就任してからずっと見たくて、今日やっと見れたんですが、本当に素晴らしい!物凄くパワフルで、たくさんエネルギーをもらいました!」と語った。また、主人公のジョニーを演じるショーン・マイケル・マーレイはこの作品について「90年代を代表するグリーン・デイというバンドを日本の皆様に紹介できる事を本当に誇りに思っています。この作品は照明や衣装やキャラクター、ミュージシャン、特殊効果など色々な面で日本の方にも喜んでいただけると思います」と語った。
イケメン男性キャストに囲まれたIMALUは「さっきステージでカッコ良い姿を見た直後なので、(近くにいて)凄く緊張しています」と語り、報道陣から「せっかくなのでカメラの前で直接感想を伝えてみては?」と振られると、「本当に緊張して、恥ずかしいんです!」と大きく照れていた。
公演は8月18日(日)まで、東京国際フォーラム ホールCで行われる。チケットは発売中。 なお8月8日の公演後には共同脚本・演出をてがけたマイケル・メイヤーとキャストのアフタートークが行われることも決定。夜公演後にはゲストとして柿澤勇人も登壇する予定だ。ミュージカル『春のめざめ』以来となるふたりの再会を目撃できるチャンスとなる。
■ブロードウェイミュージカルamerican IDIOT『アメリカン・イディオット』
日程:8月7日から8月18日(日)
会場:東京国際フォーラム ホールC(東京都)
料金:S\10,500 A\8,500 (全席指定席)
入場者制限:未就学児童のご入場はお断りします。チケットはお一人様1枚必要です。
※英語上演、字幕付。
※グリーン・デイは出演しません。
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