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史上初の黒人メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの実話を描いた感動作『42〜世界を変えた男〜』の予告編映像が公開された。実在の人物を題材に“真の勇気とは何か?”を描いた感動作で、予告編も思わず胸が熱くなる内容に仕上がっている。
本作の主人公は、世界で始めて黒人メジャーリーガーになったジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)と、球団のジェネラル・マネージャー、ブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)だ。リッキーは白人選手以外に開かれていなかったメジャーの門戸を開き、ロビンソン選手を迎え入れるが、観客やマスコミから非難を浴びる。映画は背番号“42”をつけて孤独な戦いに身を投じたロビンソンと彼を支えたリッキーの姿を描いている。
このほど公開された予告編はニューヨークヤンキースのイチロー選手ら現役メジャーリーガーたちがみな“42”の背番号をつけている写真から始まる。本作の主人公はメジャーリーグ史にその名を残した名選手で、1997年には彼の背番号“42”が全球団で初の共通の永久欠番になり、彼がドジャースで初出場した4月15日は各球団の全選手が背番号“42”のユニフォームを身につける“ジャッキー・ロビンソン・デー”に制定されたからだ。
続いて描かれるのは、人種差別が厳しい時代にメジャーリーグに入るも、様々な嫌がらせや脅しを受け、自分の中の弱さと戦い続けるロビンソン選手の姿だ。彼は球団マネージャーのリッキーに「“やり返す勇気”のない弱虫でいろと?」と詰め寄る。しかしリッキーは言う。「必要なのは、“やり返さない勇気”を持つことだ」と。
映画は差別や攻撃に決して屈さず、しかし報復することもなく、真摯に己と野球に向き合い、次第にチームメイト、相手チームの選手、そして観客の信頼と人気を獲得していくロビンソンの静かな戦いと、そこに待つ感動のドラマを見事に描いている。
『42〜世界を変えた男〜』
11月1日(金)公開
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