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ミュージカルの第一線で活躍する俳優が集結し、名作ミュージカルの楽曲を贈るガラ・コンサート『華麗なるミュージカル クリスマスコンサート2013』の製作発表が9月25日、都内にて行われた。登壇者は演出・振付を手掛ける本間憲一、出演の安蘭けい、泉見洋平、岡田浩暉、紫吹淳、シルビア・グラブ、野島直人、藤岡正明、ヤン・ジュンモ。

「華麗なるミュージカル クリスマスコンサート2013」チケット情報

華と実力を兼ね備えたキャストがミュージカルナンバーを歌い上げる人気シリーズだが、今回は『RENT』『アイーダ』のオリジナルキャストとしてアメリカのみならず世界でも人気の高いブロードウェイ・スターのアダム・パスカル、韓国で『オペラ座の怪人』『ジキル＆ハイド』などのタイトルロールを務めるヤン・ジュンモというグローバルなキャストを招聘するのも見どころ。演出の本間は「ミュージカルの第一線で活躍されている皆さんが奇跡的に集まって繰り広げる、贅沢なコンサート。しかも海外から力のあるおふたりに出ていただく。彼らと日本のキャストによるコラボレーションが、どう化学反応を起こすのか僕も楽しみです。なかなか見ることのできないカップリングもあるのでそのあたりも楽しんでいただければ」と見どころを語る。

出演者自身もこのコンサートを楽しみにしているようで、「アダム・パスカルさんがいらっしゃるので、私も大好きな『RENT』の曲をたくさん聴けるのかな。自分が歌うことよりその曲を聴けることの方が楽しみ」(安蘭)、「私もインターナショナルな方々の歌を生で聴けるかと思うと、そしてもちろん日本の素晴らしいスターたちの曲を聴くのもすごく楽しみ。ものすごく贅沢な気分です」(シルビア)と口々に話していた。

会見では、『RENT』伝説の初演キャスト、アダムが来日するということで、日本版に出演していた藤岡正明、泉見洋平が『RENT』ナンバーを披露。14年ぶりにベニーのパートを歌ったという泉見は「(歌詞を)覚えてなかった。このために思い出しました」と言いつつも、「不思議なもので、イントロが鳴っただけでその感覚が戻ります。あの時はこうだった、こういう思いだった、というのが戻ってくるのがミュージカルナンバーの素晴らしさだと思う。きっと観ている皆さんの中にもそういう思いが沸き起こると思います」と話していた。また野島直人とヤン・ジュンモは『エリザベート』のナンバーを韓国語で披露、迫力の歌声で集まったファンにアピールした。

ほかに石井一孝、木村花代が出演。公演は12月22日(日)・23日(月・祝)に東京・新国立劇場 中劇場にて行われる。チケットは9月28日(土)に一般発売開始。

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