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ロバート・デ・ニーロ、『マラヴィータ』を語る
2013年11月13日 16時00分 [洋画]
ロバート・デ・ニーロ

製作総指揮マーティン・スコセッシ、監督&脚本リュック・ベッソン、そして主演ロバート・デ・ニーロという映画界の“顔役”が揃った『マラヴィータ』。来日したデ・ニーロに話を聞くと両者の間を取り持った張本人は彼で、盟友同士の仕事は今後も続く予定だとか。

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豪華BIG3が初コラボした本作は、マフィア稼業を引退して家族ともどもフランスの片田舎に越したブレイク一家が、昔の因縁を立ち切れず壮絶なバトルにファミリーで立ち向かうハメになる痛快エンターテインメント。老けたとはいっても昔の血が騒ぐゴリゴリの元マフィアを熱演するデ・ニーロは、“デ・ニーロファンが観たかったデ・ニーロ映画”を十分に体現。そして、その願いを現実にした最大の功労者こそ、実はデ・ニーロ本人だったという。「もともとリュックはマーティと会いたがっていたので、自分が間に入ったよ。お互いにファンだったみたいで、話は簡単だった。それで、マーティの本格参加が決まったわけだ」。

スコセッシが関わった影響かベッソンのリスペクトか、おそらく両方だと思うが、作品はデ・ニーロとスコセッシの黄金コンビがかつて撮り上げた名作たちを連想する場面が少なくない。デ・ニーロ自身も、「マフィアの要素と『グッドフェローズ』(90)のおかげもあって、全体的に興味深いよ。アイデアを聞いた時、これは面白い映画になると思った」と絶賛するが、実は本作の主人公が『グッドフェローズ』を鑑賞するシーンがあるのだ。いわゆる楽屋オチ的でもあるものの、「面白い試みだと思う。おかげで『グッドフェローズ』を観直すことになったがね(笑)」と本人は満足している模様。どうか確かめてほしい。

御年70代に突入後も、精力的に仕事をこなす大名優。ファンの勝手な要望としては、まだまだ現役で奮闘して、『グッドフェローズ』のようなマフィア映画も撮ってほしいが、「引退だって? 冗談じゃないよ(笑)」と本人も意欲的! それどころか、「マーティが監督で、またギャング映画を撮る予定だよ。アル・パチーノも入れてね(笑)」とファン感涙の最新情報も。確かに『マラヴィータ』を観れば、引退の心配は全然なさそうだが。

『マラヴィータ』
11月15日(金)より、TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー

取材・文・写真:鴇田 崇

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