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小曽根真がアップルストアの特別イベントに登場
2014年01月20日 16時43分 [オーケストラ]
小曽根真 [Meet the Musician:小曽根真より]
小曽根真 [Meet the Musician:小曽根真より]

2月のニューヨーク・フィルハーモニック日本ツアーへの参加を控えるジャズ・ピアニストの小曽根真が、1月10日(金)にアップルストア銀座のスペシャルイベント「Meet the Musician」に登場。これまでの半生や音楽観、NYフィルとの初共演への意気込みなどについて語った。

「ニューヨーク・フィルハーモニック」の公演情報

アップルストアの「Meet the 〜」シリーズは、これまでにトム・ハンクス、ジェームズ・キャメロン、スティング、マイケル・ジョーダンら著名人を招いて開催してきた人気企画。小曽根の出演は、きゃりーぱみゅぱみゅに続く日本人ミュージシャン二人目。

イベントでは、関西弁での軽妙なトークを繰り広げ、6歳での初のテレビ出演、ジミー・スミス来日時の楽屋でのセッション体験、デビューのきっかけを作ってくれたクインシー・ジョーンズとの出会いなどを、秘蔵(?)写真とともにユーモアたっぷりに紹介した。2013年にデビュー30周年を迎え、今や世界が認めるピアニストだが、若い頃は「エンタテインメント性を追求した速弾きばかりに固執していた」とも。だが、恩師ゲイリー・バートンの「君の音楽で感動したファンの人は、一生君のファンだ」という言葉で、音楽家としてのオリジナリティの追求に目覚め、それが今の自分のスタイルに繋がっているという。

近年はクラシック音楽への取り組みにも積極的な小曽根。だが、実は子どもの頃は大の苦手だったそうで、小学校の授業の感想文で「スウィングしてへんって書いたら、先生に怒られた」と微笑ましい話も披露。そんな彼がオーケストラと共演することになったのは、とんだ勘違いがきっかけだ。「演奏曲が『ラプソディ・イン・ブルー』だと思い込んで出演を引き受けたんだけど、後で確認したら、実はモーツァルト! すぐにCDを買い漁って死に物ぐるいで練習しましたよ」というエピソードには思わず会場も大爆笑。そんな偶然から始まったクラシックへの挑戦は、楽曲制作や演奏スタイルにも影響を与え、今や小曽根のライフワークのひとつに。国内外の著名演奏家と共演を重ね、ついに2月にはアメリカの名門オーケストラ、NYフィルと初共演。ガーシュウィン作曲の『ラプソディ・イン・ブルー』を演奏する。

「迫力のサウンド。とにかく素晴らしい」と小曽根が手放しで絶賛するNYフィルを率いる音楽監督・指揮者のアラン・ギルバートは、ジャズドラムを嗜むほどのジャズ通。会えばジャズ談義に華を咲かせ、「去年の秋にアランの自宅に行ったときもジャズの話ばかり」とすっかり大親友だ。ジャズ、クラシックに精通する小曽根&アラン・ギルバートのコンビにも、会場に集ったファンから期待の声が寄せられた。

小曽根真が出演するNYフィル日本公演は、2月10日(月)の大阪/ザ・シンフォニーホール、同15日(土)の神奈川/横浜みなとみらいホールで開催(ツアーは他公演もあり)。またアップルストアの本イベントの模様は、後日iTunes・PodcastのApple Store Event「Meet the Musician」で配信される予定。

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