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新国立劇場、来期ラインナップ発表―演劇・舞踊部門
2014年01月22日 18時09分 [演劇その他]
宮田慶子 演劇芸術監督
宮田慶子 演劇芸術監督

東京・新国立劇場が2014/2015シーズンのラインナップを発表。演劇芸術監督の宮田慶子と、来シーズンから舞踊芸術監督を務める大原永子が1月17日、会見を行った。

演劇部門は計8作品。9月の『三文オペラ』で新シーズンは幕開け。宮田の演出でベルトルト・ブレヒト作、クルト・ヴァイル作曲の名作を新訳上演する。主役の悪漢メッキースには、宮田が「エレガントだけど野性味がある」と池内博之を起用。池内は音楽劇初挑戦だ。10月からはふたり芝居を3作品連続上演。宮田は「ディスコミュニケーションの時代にあってこそ、濃密なやりとりをお見せすることは重要」と企画趣旨を説明。若村麻由美ほかの出演で英国の劇作家デヴィッド・ヘアの『ブレス・オブ・ライフ〜女の肖像〜』(日本初演)、温水洋一&江波杏子出演でカナダの劇作家モーリス・パニッチの辛口コメディ『ご臨終』、鈴木杏&浦井健治の出演で英国の劇作家ニック・ペインの『星ノ数ホド』(日本初演)を上演する。翌年の4月に鈴木裕美の演出でテレンス・ラティガンの『ウィンズロウ・ボーイ』、5月に宮田の演出、麻実れい、村田雄浩の共演でイプセンの代表作のひとつ『海の夫人』を、ともに新訳で上演。6月は宮田が「現在ブレイク中」と太鼓判を押した森新太郎が演出する鶴屋南北の『東海道四谷怪談』。宮田は「お岩に焦点を当て、あっけらかんと人を殺すお岩を力あふれる演出で」と構想の一部を明かした。そしてシーズン最後は長塚圭史の新作。2012年12月から翌年1月に上演された『音のいない世界で』に続く第2弾。こどもも大人も一緒に楽しめるお芝居を、と企画されたシリーズで、前回と同様、近藤良平、首藤康之、長塚圭史、松たか子ら4人のダンス界・演劇界の実力派が出演する。

一方、舞踊部門ではバレエを6演目。大原永子芸術監督の最初のシーズンは11月、新制作の全幕バレエ『眠れる森の美女』で幕を開ける。英国ロイヤル・バレエの元プリンシパルで、オランダ国立バレエやイングリッシュ・ナショナル・バレエで芸術監督を務めたウエイン・イーグリングが演出・改訂振付を手がける。バレエは、そのほか英国ロイヤル・バレエのゴージャズな舞台が楽しめるアシュトン版『シンデレラ』やスタイリッシュなローラン・プティの『こうもり』など。最後は牧阿佐美改訂版『白鳥の湖』でシーズンを締めくくる。さらにダンスを4公演。ダンサー/振付家として世界で活躍する5人の日本人アーティストと新国立劇場バレエ団が共演する「JAPON dance project」、幅広い層から高い評価を受けるダンサー森山開次による「サーカス」などのラインナップを発表した。

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