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堀北真希が、激動の生涯を生き抜いた女王を熱演!
2014年02月28日 15時00分 [演劇]
会見より。上川隆也、堀北真希
会見より。上川隆也、堀北真希

舞台『9days Queen〜九日間の女王〜』が2月26日(水)より、東京・赤坂ACTシアターにて開幕。前日の2月25日には同劇場で公開舞台稽古が行われ、主演の堀北真希と上川隆也が取材会見に応じた。

舞台『9days Queen〜九日間の女王〜』チケット情報

16世紀半ばのイギリスで、エリザベス1世が即位する5年前に、在位わずか9日間で女王の座を追われ、やがて自らの意志で断頭台へと向かったジェーン・グレイの物語。“9days Queen”と呼ばれた悲劇の女王の、短くも激しい生涯が史実をもとに描かれる。

舞台稽古では堀北が、運命に翻弄されながらも信念に生きるヒロイン、ジェーンの芯の強さを堂々たる演技で表現。続く会見では「ジェーンは、たった16年の人生の中で、いろいろなことを経験し、大きな選択を何度も迫られた。自分だったらどうするかと考えても、なかなか答えが出ないですね」と感慨深げに語った。また、今年1月にはロンドンへ赴き、ジェーンが育った場所や処刑された場所を訪ねて回ったそうで、「舞台に立って演じながら、『ここがあのとき行ったところなんだな』と想像を巡らせています」とのコメント通り、旅の経験は役作りにも大いに活かされているようだ。

一方、上川の巧演もさすがのひと言。ジェーンの家庭教師であり良き理解者でもあるロジャーを、地に足の着いた芝居でしっかりと演じている。会見では「演技に真正面から向き合う堀北さんの姿が、自分の人生と向き合うジェーンの生きざまと重なる。そこがこの作品の何よりの見せ場でしょうね」と、堀北の“良き理解者ぶり”も見せ、堀北が恐縮するひと幕もあった。また、今公演の座長でもある堀北は、自身の座長ぶりについて尋ねられると、「あまり務めは果たしていないですね…」と苦笑い。だが実際は、稽古場に差し入れをするといった気遣いを見せていたようで、上川が「そんなことないです、パンおいしかったですよ!(笑)」とすかさずフォロー。「堀北さんは何事にも揺らがない。稽古中も、そんな彼女の佇まいが、キャストのみんなに安心感を与えてくれていたと思います」と証言していた。

会見の最後には、「命懸けで生きてきた、いろんな人物が出てくる作品です。自分が共感できる登場人物を見つけてもらえれば、より楽しめるはず」(堀北)、「舞台がスペクタクルに動くので、いろんな意味で驚きをもって観ていただけたら」(上川)と、それぞれが作品の見どころをアピール。そんなふたりが繰り広げるエモーショナルでダイナミックな人間ドラマに、期待は高まるばかりだ。

公演は3月16日(日)まで、同劇場にて。チケット発売中。

取材・文:泉 英一

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