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鎌塚アカシが帰って来る!ケシキとの恋の行方は…
2014年04月18日 21時00分 [演劇]
左から、片桐仁、三宅弘城、ともさかりえ  撮影:源賀津己
左から、片桐仁、三宅弘城、ともさかりえ  撮影:源賀津己

『鎌塚氏、放り投げる』(11年)、『鎌塚氏、すくい上げる』(12年)に続くシリーズ第3弾、『鎌塚氏、振り下ろす』の上演が決定。そこで主演の三宅弘城と、第1弾以来の出演となるともさかりえ、片桐仁に話を訊いた。

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作・演出の倉持裕が、初めて“コメディ”と銘打った本シリーズ。その主役として欠かせない存在となった三宅は、倉持が生み出す笑いについて「すごく具合がいいんですよね。やり過ぎず、やらな過ぎず、とにかく粋なんです」と語る。さらに倉持から絶大なる信頼を寄せられている片桐は、「それまでの倉持さんの作品は、『フッ』みたいな笑いが多かったんです。でも鎌塚氏の場合は、どかんどかんウケる。観た後の感覚がものすごく気持ちいいんです」と分析する。

そんな倉持作品の中で、さまざまなタイプのヒロインを演じてきたのがともさか。倉持演出について、「倉持さんって女優さんにモテモテなんです。まずはあのビジュアルから醸し出すイメージからのギャップ。熱いところもあればチャーミングなところもあって。また個人的にも倉持さんの作品は大好きなので、また参加させていただけるのはとても嬉しいです」と、“女優視点”での魅力を明かす。

それぞれの役どころは、完璧なる執事を目指すアカシ(三宅)と、アカシとは両思いで女中頭を務める上見ケシキ(ともさか)。まず三宅が「アカシ自体はあまり変わらないと思います。というのも彼は巻き込まれ型なので、周りの出方によって勝手に追い詰められて、勝手にテンパって、勝手に八つ当たりする(笑)。特に今回は新たにお父さんが登場するので、そこでアカシがどう出るかが注目だと思います」と切り出すと、「ケシキは意地悪でかわいらしい女性。今回、そんなケシキとアカシの仲がどう深まるのか。まさかのラブシーンがあるのか(笑)。楽しみです」と、ともさか。

そして多くの問題の種となるのが、成金男爵の堂田テルミツ(片桐)。「テルミツはいわゆるみんなを困らせる装置ですよね。観客にとっても『よっ、お邪魔虫来たね!』みたいな(笑)。そういう役をやれるっていうのは、やっぱり楽しいですよ」と片桐はニヤリ微笑む。

誰もが気軽に楽しめる上質なコメディ。それは片桐の「鎌塚氏って聞くだけでワクワクしますよね」という言葉にもよく表れている。さらに三宅が最後に語った、「幸せな気持ちで帰れる舞台です」というのが、本シリーズ最大の“ウリ”と言えるだろう。

7月4日(金)から27日(日)まで東京・本多劇場ほか、愛知、大阪、静岡、島根、広島で上演。なお、チケットぴあでは東京公演のインターネット先行・いち早プレリザーブを4月20日(日) 23時半まで、インターネット先行・プレリザーブを4月22日(火)11時まで受付中。いち早プレリザーブではぴあ特別席(前列4列目まで)も受付ている。

取材・文:野上瑠美子

チケットぴあ

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