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高橋光臣『朗読劇 私の頭の中の消しゴム』に初参加
2014年04月30日 12時45分 [演劇]
高橋光臣  撮影:源 賀津己
高橋光臣  撮影:源 賀津己

連続ドラマ『Pure Soul』をベースに、日本でも大ヒットを記録した韓国映画『私の頭の中の消しゴム』。その舞台版『朗読劇 私の頭の中の消しゴム 6th letter』が、5月31日、東京・天王洲 銀河劇場で初日の幕を開ける。そこで今回が初参加であり、昆夏美とペアを組む高橋光臣に話を訊いた。

『朗読劇 私の頭の中の消しゴム 6th letter』チケット情報

もともと映画版が大好きだった高橋にとって、今回のオファーは驚きと喜びが同時に感じられるものだったと言う。「『私の頭の中の消しゴム』みたいな作品に、いつか参加したいとずっと思っていたんです。みんなが素直に感動できる、ストレートなラブストーリーに。でもまさか『私の頭の中の消しゴム』そのものに出演できるとは思っていなかったので(笑)、お話をいただいた時はとても嬉しかったです」

高橋が演じるのは、ある工務店で土工として働く高原浩介。彼はその工務店の社長の娘で、アパレルメーカー勤務の瀬田薫と恋に落ちる。「すごく素敵なカップルですよね。特に僕は、このふたりの距離感がいいなと思っていて。人前ではある程度の距離を保っているんですが、ふたりになった瞬間、グッとそれが縮まる。お互いすごく信頼し合っているんだなって。もちろんその感覚を朗読だけで表現するのはすごく難しいと思います。そこは変にデフォルメし過ぎず、相手が自然とキャッチしてしまうようなせりふのやり取りを心がける。そういったところに、彼らの距離感も滲み出ていくのではないかと思います」

朗読劇にはこれまでも何度か出演経験のある高橋。そこで得てきたもの、また本作に向けての課題とは?「節目節目にやってきたものであり、その時の自分をダイレクトに表現できるのが朗読劇だと思っています。だからこの作品は自分にとって総括であるのと同時に、これまでの自分を一度クリアにした、まっさらな状態をお見せできるものにしたいなと。そしてそれが、僕の“新しい色”になっていくのではないかと思います」

物語は、薫が若年性アルツハイマー病を患ったことで急展開を見せる。自分が同じ状況に陥ったら…。浩介と薫の葛藤を通し、観る者は多くのことを考えさせられるはずだ。「大好きな人の記憶がなくなってしまう。それって命がなくなるのと同じくらい悲しいことだと思うんです。そしてそれは恋人だけでなく、愛情のラインで囲まれている人すべてに言えることで。だからこそ好きな人のことをもう一度気にかけてみる。この作品がそんなきっかけになれば嬉しいです」

公演は5月31日(土)から6月8日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。出演は各回日替わり。高橋光臣×昆夏美ペアは5月31日(土)・6月1日(日)に登場する。

取材・文:野上瑠美子

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