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平田裕一郎らイケメンが赤ちゃんに扮しバブバブ!?
2014年05月08日 20時15分 [演劇]
舞台『ママと僕たち〜おべんきょイヤイヤBABYS〜』
舞台『ママと僕たち〜おべんきょイヤイヤBABYS〜』

ミュージカル『テニスの王子様』で頭角を現した平田裕一郎、原嶋元久、赤澤燈、染谷俊之、水石亜飛夢ら若手俳優たちが中心キャストとなる新作コメディ『ママと僕たち〜おべんきょイヤイヤBABYS〜』が5月2日に東京・AiiA Theater Tokyoで開幕。多くの女性ファンが早くも詰めかけ熱気に沸いた、初日公演を観劇した。

舞台『ママと僕たち〜おべんきょイヤイヤBABYS〜』チケット情報

この通称『ママ僕』は昨年6月に同劇場で誕生し、その好評を受けてのシリーズ2作目。だが設定は変わり、ストーリーテラーの役割も担うきみひこ(原嶋)以外はほぼ新しい登場人物だ。ゆえに今回が初見の観客も十分楽しめるが、前作でもアッと驚かせたハイテンションなキャラクター・しんじろうお兄さん(今井ゆうぞう)の登場など、前作からのファンをくすぐる趣向も楽しい。

舞台は幼児スクール「のびる会」の年少クラス・りす組。発足当初の“楽しく元気にあそぶ”のモットーから離れ、脳力開発スクールに様変わりした「のびる会」の職員たちは、園児の中の誰かを、優秀な赤ちゃんコンテストのトップに君臨する“ミスター赤ちゃん☆”にしようと躍起になっている。りす組は、エリートの“がんばリス”と落ちこぼれの“あんまリス”に分けられるが、地下教室でヨシヱ園長(中尾ミエ)の授業を受けるあんまリスチームは、不思議な絵本を発見。赤ちゃんだてらに(?)、悩める大好きなママを幸せにしたいよしお(平田)たちは、絵本に描かれた不思議な力で、大人の姿に変身する!

本作の見どころはやはり、伸び盛りの若手俳優たちがお腹ポッコリ、お尻モコモコの赤ちゃんをめいっぱいキュートに演じてしまうところ。彼らが赤ちゃんチックなしぐさを見せるたび、会場から歓声ともため息ともつかない独特の反応が起こるのは『ママ僕』ならでは。「のびる会」の場面では舞台は二段に分かれ、上段はパパ、ママ、職員による大人たちの世界。そこで大人たちが抱っこしたり話しかけたりする赤ちゃんは、人形が使われる。そして下段は、俳優たちが実際に演じる赤ちゃんたちの世界。いってみれば“ふたり(人間+人形)ひと役”で、同時にパラレルワールドを成立させる。赤ちゃんたちはバブバブする傍ら、歌って踊って大活躍! 魔法で大人になるため、“カッコいい”彼らも堪能できる二度オイシイ作りだ。

“萌え”のベースにあるハートウォーミングなストーリーも、前回と同様に魅力的。特に今回は時節にもリンクした、母の日エピソードが効いている。物言わぬ赤ちゃんがこんなにもパパやママを想い、本音の見えぬ大人たちがこんなにも我が子を愛している。普段はなかなか気づけない“愛のカタチ”を、イケメンBABYSのおかげで実感することができた。

公演は5月11日(日)まで。

取材・文 武田吏都

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