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浅野忠信&二階堂ふみ、渾身作『私の男』初日に感激
2014年06月14日 19時48分 [舞台挨拶]
(左から)熊切和嘉監督、浅野忠信、子役の山田望叶、二階堂ふみ、高良健吾

『海炭市叙景』『夏の終り』で知られる熊切和嘉監督の最新作『私の男』が6月14日、全国で封切られ、東京・新宿ピカデリーで熊切監督をはじめ、浅野忠信、二階堂ふみ、高良健吾、子役の山田望叶ちゃんが初日舞台あいさつに出席。「僕とふみちゃんで過ごした強烈な時間を、熊切監督に切り取ってもらった」(浅野)、「私にとって特別な作品の初日で、夢のようであり、さみしい気持ちもある」(二階堂)と渾身作の封切りに感激していた。

『私の男』初日舞台挨拶その他の写真

原作は第138回直木賞を受賞した桜庭一樹のベストセラー小説。流氷がやってくる北海道と東京を舞台に、自然災害で孤児になってしまった少女・花(二階堂)と、彼女を養女として引き取った男・淳悟(浅野)の禁断の愛を、長い年月と移りゆく季節の中で描きだす。

浅野は「40代をどう迎えるかを考えていた自分に、強烈にあてはまった役柄。役作りはとことん集中して取り組もうと思った」と本作との出会いを振り返り、「今40歳になって、ラクになった気がする」と率直に心境を語った。一方、二階堂にとっては10代最後の出演作で「これからも変わらず、頑張っていきたい」と女優業への決意を新たにしていた。

熊切監督は「原作を読んだ時から、浅野さんをイメージしていた。淳悟が抱える空虚さ、孤独さ、切なさを今の浅野忠信で見たかった」「出会った瞬間、イメージ通りの花だと思った。実際、演じてもらい(原作よりも)切実で強い花になった」とキャスティングに強い自信を示す。また、高良は熊切組への参加が“念願”だったといい「撮影初日は、自分で病気かなと思うほど汗をかいていた。それだけ緊張していた」と振り返っていた。

『私の男』
公開中

取材・文・写真:内田 涼

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