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三谷幸喜の新作で長澤まさみ、斉藤由貴が共演
2014年07月15日 17時15分 [演劇]
長澤まさみ、斉藤由貴
長澤まさみ、斉藤由貴

11月に東京・パルコ劇場にて、三谷幸喜新作書き下ろし、パルコ・プロデュース公演『紫式部ダイアリー』の上演が決定した。

平安時代の二大女流作家 紫式部と清少納言、ふたりの「オンナの戦い」を長澤まさみ、斉藤由貴の共演で描くふたり芝居。若手作家・紫式部を演じるのは、2010年のテレビドラマ『わが家の歴史』以来の三谷作品となる長澤まさみ。三谷の舞台への出演は今回が初めて。大ベテラン作家 清少納言を演じるのは、三谷の舞台作品には『君となら』(1995年、1997年)以来となる斉藤由貴。同じく東宝「シンデレラ」オーディションでデビューし、同じ事務所の先輩後輩でもあるふたりがどのような「バトル」を繰り広げるのか見ものだ。

以下は、公演決定にともない寄せられた3人のコメント。

■長澤まさみ
念願だった三谷さんとの舞台作品。とても楽しみにしています。紫式部と清少納言ということで、なんだか一筋縄では物語が進んで行かない様なところが少し怖くもあり楽しみなところでもあります。斉藤由貴さんは事務所の先輩ですが、共演は今回が初めて。稽古を通して2人の関係性を丁寧に作って行けたらと思います。三谷さんの作品ですから、その世界観や会話の中から物語の人々がイキイキと輝けるよう努めていきたいです。

■斉藤由貴コメント
去年の暮れ、三谷さんと歌番組で再会致しました。ザ・芸能界の場違いな気配で変にソワソワしてて、でも「三谷さんとの再会」がすごく嬉しい、ってコトだけは私はハッキリ自覚してました。AKBと一緒に炸裂する三谷さんを見ながら、「特異性」という言葉が浮かびました。長澤まさみちゃんは、一応同じ事務所の後輩です。でも、こと役者稼業で言えば、先輩後輩は1gも意味がないってことを、彼女と一緒に経験する瞬間を味わいたいと考えています。心配なのは、彼女の綺麗な長い足に見とれて台詞をとちったらどうしよう、ということです(本気です)。今回、二人芝居ということなので、台詞は出来ればまさみちゃん70%、サイトー30%くらいだと助かるなーと思っています。それでオイシイとこを貰えたらとても嬉しいです(本気です)。

■三谷幸喜
長澤さんの舞台を観て、この人には舞台女優として秘めた才能があると感じました。それを引き出してみたいと思いました。どうせならハードルは高い方がいい。難易度の高い二人芝居。それも女二人。相手役はめちゃくちゃ芝居の上手いベテラン女優。となると斎藤由貴さんしか思い浮かびませんでした。内容は、紫式部と清少納言の壮絶なバトル。それにしても、これだけのハードルを、果たして長澤まさみは、飛び越えることが出来るのか? たぶん出来ます。お楽しみに。ちなみに、実は男が出てこない作品を書いたことがない僕にとっても、これはかなりのハードルなんですよ。頑張ります。

公演は11月1日(土)から30日(日)まで。ほかに、名古屋、福岡、大阪、松本、広島公演あり。

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