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能年玲奈と登坂広臣が『ホットロード』実写化を語る
2014年08月13日 18時06分 [邦画]
能年玲奈、登坂広臣

紡木たくにより1986年から翌年まで発表され、全4巻で700万部の発行部数を誇る伝説の少女コミックが実写映画化された。14歳の少女、和希と湘南の不良少年、春山の純愛を幹に綴られる『ホットロード』だ。『陽だまりの彼女』の三木孝浩監督のもと、和希と春山を演じきった能年玲奈と登坂広臣(三代目J Soul Brothers)に話を聞いた。

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「本当にたくさんの方に愛されている原作なので、大前提としてファンの方を裏切らないように和希を演じなければという気持ちがありました。それプラス、私が演じるという部分で何ができるだろうかすごく悩み、自分の軸をブラさないようにと決めて臨みました」と静かに、しかし強い意志を感じさせながら語る能年。「少年のような女の子に見えたらいいなと。あと空気感のとてもキレイな作品なので、フワッと浮いているような軽さを出せるように心がけました」と続けた。

映画初出演の登坂は次のやり取りを振り返った。「紡木先生といろいろとお話しさせていただいた最後に、先生が『春山をやりたいですか』とぽっと聞いてくださったんです。自分でよろしければやらせていただきますとお返事したんですが、その時、先生が自分の中で大切にしてきたものを受け渡してくれたように感じて気が引き締まりました」。そして「いろんな愛の形が描かれていますが、大切な人ができたからこそ、自分のことを大切にしようと思えるようになるのは、男女、世代を問いません。そうした大事なことを描いている作品だと思います」とコメントした。

能年は和希と春山の物語と同様に響く、和希と母との関係についても言及。「親への反抗心というのは、今の子にも通じるテーマ。和希が春山に惹かれたのも、お母さんとの関係があったからだと思うんです。だからお母さんとのシーンはとても大事でした」と述懐。実写化に驚いたファンも多いと思うが、特に中盤以降の丁寧な描写には胸が熱くなるはずだ。

『ホットロード』
8月16日(土)より全国公開

取材・文・写真:望月ふみ

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