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森田剛、舞台で行定勲と初タッグ。ひとりふた役も
2014年08月22日 20時05分 [演劇]
行定勲
行定勲

8月22日、東京・キネマ倶楽部にてパルコ・プロデュース『ブエノスアイレス午前零時』の製作発表会見が行われた。主演の森田剛をはじめ、原作者の藤沢周、演出の行定勲、脚本の蓬莱竜太、出演の瀧本美織、橋本じゅん、千葉哲也、原田美枝子が一堂に顔を揃えた。

原作は第119回芥川賞を受賞、あらゆる世代の支持を受けている藤沢の同名ベストセラー小説。行定が長年手掛けたいとラブコールを送っていた作品で、主演は『金閣寺』(2011年)、『鉈切り丸』(2013年)など、数々の難役を経験してきた森田が、初のひとりふた役に挑戦する。

雪国のホテルで働く失意の青年カザマ(森田)と、社交ダンスのツアー客としてやってきた盲目の老嬢マリア(原田)。マリアがかつてブエノスアイレスでミツコ(瀧本)という名の娼婦をしていた時代の話にカザマは引き込まれる。ミツコに思いを寄せるニコラス(森田)の話を聞くと、カザマはニコラスに憧れを持ち始め、雪国のホテルとブエノスアイレス、ふたつの世界が交錯していく……。

「ひとりふた役はやったことがないのでわからないですが、ふたりを演じ分けるというよりは、ひとりのカザマとニコラスをそれぞれ作っていき、そのふたりの差が生まれればいいな」と話す森田。劇中タンゴを踊る場面もあるが「アルゼンチンタンゴはうまくできればいいな、新しいチャレンジなのでどうなるかわからないが、しっかり準備していきたい」と静かに語るその姿に気負いはない。

一方演出の行定は「ずっと映画にしたかったが、なかなか前に進まなかった。今回、森田剛さんに声をかけていただいて一緒に何がやれるだろうかと考えた時『ブエノスアイレスがあったじゃないか』と。ふたつの次元をひとつの場所で見せるというのは、演劇ではよくある手法ですが、混在させた幻想的な世界の中に、名作が持つ魅力を昇華させたい」と意気込んだ。

舞台は11月28日(金)から12月21日(日)まで東京・新国立劇場 中劇場、12月25日(木)から29日(月)まで大阪・シアターBRAVA!で上演。チケットの一般発売は10月4日(土)午前10時より。

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