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福士蒼汰、主演作を引っさげローマ映画祭に出席!
2014年10月20日 12時53分 [邦画]
(左から)三池崇史監督、山崎紘菜、福士蒼汰

三池崇史監督の新作『神さまの言うとおり』が、イタリアの首都ローマで開催中の第9回ローマ映画祭のコンペティション部門(ガラ部門)で上映され、主演の福士蒼汰、ヒロインを務めた山崎紘菜が、三池監督とともに映画祭へ出席。レッドカーペットでは劇中に登場するダルマを手に登壇し、会場を沸かせた。

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『神さまの言うとおり』は、金城宗幸の人気コミックを映画化したサバイバル・サスペンス。ローマ映画祭では、各国から出品された17作品と、グランプリである“観客賞”を競う。発表は26日(現地時間)。

上映前のレッドカーペットイベントでは、3人が作品の象徴であるダルマを持って登場。三池監督は“伊”と書かれた緑のダルマ。山崎は“制”と書かれた白のダルマ。福士は“覇”と書かれた赤のダルマというイタリアカラーに施したダルマを披露した。その後3人は、同日19時過ぎから行われたワールドプレミア上映に出席し、集まった1000人を超える観客と作品を鑑賞。上映終了後には、約4分間に及ぶスタンディングオベーションがおくられた。

福士は「スタンディングオベーションの景色を見て、人生でこんなこと体験したことがないので、どうしていいのか分からなかったのですが、こうしてみなさんに受け入れてもらえて本当にうれしいです」と話し、「役者としてもってやりたいという気持ちが沸き起こってくる舞台でした。本編も初めてイタリアの方々と一緒に観たのですが、もう予想外。こんなに笑いが起こるなんて。僕もすごく楽しめました。今回の作品は“大笑い”できる作品なんだと思いました。ローマ国際映画祭に参加できたこと、レッドカーペットを歩くことができたこと監督に感謝しています」と語った。

山崎は「スタンディングオベーションは本当に夢のような瞬間でした。今日、私も初めて映画を観て、ひとつの作品が出来上がる喜びと、それをイタリアの方々と共感できる喜びを味わえて本当に幸せでした」とコメント。

本映画祭では、三池監督に特別賞であるマーベリック賞(メジャースタジオや独立系に関わらず、多作で、何より既成のジャンルにとらわれず、映画の新たな可能性を切り開いていく作品を作っている監督に贈られる賞)が贈られた。日本の映画監督が受賞するのは初となる今回の受賞に三池監督は「いろんな意味で“重い”ですよね。今までやってきた過去に対してもらった賞だと思うのですが、自分にとってはこれからより気合い入れていけよっていう勇気をもらった気がしています。映画を作って映画に助けられていると実感しました。ありがたいですね。マルコ(映画祭ディレクター)からより過激に映画を撮っていけというメッセージをもらったと思っています」とコメントを寄せている。

『神さまの言うとおり』
11月15日(土)全国東宝系にて公開

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