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小林研一郎が日本フィル桂冠名誉指揮者に
2014年10月31日 22時56分 [オーケストラ]
小林研一郎 Photo:Satoru MITSUTA
“炎のコバケン”の愛称で親しまれる指揮者の小林研一郎が、11月1日付けで日本フィルハーモニー交響楽団の桂冠名誉指揮者になることが決定した。
日本フィルとは、約25年以上の長きにわたり、密接な関係を築きあげてきた小林研一郎。首席指揮者(1988〜90年)を皮切りに、常任指揮者(1990〜94年)、首席客演指揮者(1994〜97年)、常任指揮者(1997〜2004年)、音楽監督(2004〜07年)、桂冠指揮者(2010年〜)、第2代音楽監督(2004〜07年)と同楽団の主要ポストを歴任。炎のコバケン&日本フィルのコンビは、情熱的な音楽作りで独特な世界を創り出し、多くの聴衆から熱狂的な支持を得てきた。
今年は、小林研一郎がブダペスト国際指揮者コンクール優勝を飾ってから40年。その節目の年にあたり、長年マエストロが日本フィルに注いだ愛情と指導への感謝、そしてマエストロのさらなる活躍と健勝を祈念する思いを込めて、日本フィルより「桂冠名誉指揮者」の称号が贈られる運びとなった。
小林研一郎と日本フィルの今後の共演は、年末恒例の「第九特別演奏会」(12月21日〜28日)、新春1月10日(土)の横浜定期演奏会(みなとみらいホール)、同30日(金)の東京定期演奏会(サントリーホール)、2015年2月に通算40回目を迎える九州公演(九州全県10公演)、3月25日(水)の特別演奏会(サントリーホール)などを予定している。
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