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『映画 妖怪ウォッチ』興収50億円突破、確実!
2014年12月20日 18時11分 [邦画]
『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』初日舞台挨拶の模様

『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』が12月20日に全国408スクリーンで封切られた。配給の東宝によると、午前中の段階で『劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来』(2010年12月23日公開、興収17.7億円)対比300%の動員となっており、興行成績は50億円突破確実。さらには60億円突破も見据えた好調なスタートを見せたという。

『映画 妖怪ウォッチ』初日舞台挨拶その他の写真

数々のヒット作で知られるレベルファイブが昨年発表したゲームを原作に、コミックやアニメも含めたクロスメディア展開で、社会現象を巻き起こした『妖怪ウォッチ』の劇場版アニメ。劇場前売り券の売り上げ枚数が東宝史上最多となる106万枚突破し(12月14日時点)、すでに2015年12月公開の映画第2弾も決定している。

同日、東京・TOHOシネマズ日本橋では初日舞台あいさつが行われ、生みの親である日野晃博氏(レベルファイブ代表取締役社長/CEO)が登壇。「3年前に企画し、コツコツと丹念に作ってきた『妖怪ウォッチ』がまさかこんなに人気になるとは。スタッフ一同驚き、感慨深く思っている」と感無量の面持ちだった。

また、「開発当初、ジバニャンのしっぽは3本あったが、紆余曲折あって今の(しっぽが2本の)ジバニャンに行きついた」と秘話を語り、「これからはゲームの発売やアニメの放送など、世界中の子どもたちが熱狂できる仕掛けを作っていきたい」と世界展開の強化に積極的な姿勢を打ち出した。

主人公のケータが、仲間の妖怪ウィスパーやジバニャン、新たに出会ったフユニャンとともに60年前の世界にタイムスリップし、突然消えてしまった妖怪ウォッチの行方を追う。この日は“ジバニャン”の声優を務める小桜エツコ、知ったかぶりで自称妖怪執事“ウィスパー”を演じる関智一、ゲスト声優の志村けんと島崎遥香(AKB48)が駆けつけた。志村は神秘のエネルギー“ホース”を使いこなす伝説の猫老師で最強とうたわれる妖怪マスターニャーダ、島崎は主人公ケータのおばあちゃんの若かりし頃の姿ユキッペを演じている。

『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』
公開中

取材・文・写真:内田 涼

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