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進化を遂げる話題作!歌舞伎版『ワンピース』が博多座へ
2016年02月08日 12時24分 [歌舞伎・古典芸能]
市川猿之助
市川猿之助

累計発行部数3億2000万部以上を誇る世界的な人気マンガ『ONE PIECE』と日本固有の伝統芸能である歌舞伎が奇跡のコラボレーション。2015年、演劇界の大きなニュースとなった「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」。昨年10、11月の東京・新橋演舞場公演は、10万人を超える観客で連日満員となった本作が、いよいよ博多座へやってくる。2月1日に福岡で会見が行なわれ、主人公のルフィを含む三役を演じ、演出も手がける市川猿之助が、坂東巳之助、中村隼人と共に意気込みを語った。

スーパー歌舞伎II『ワンピース』チケット情報

初演の東京公演からは大幅に改訂を加え、今年3月の大阪公演で磨きをかけ、4月の福岡公演で最終完成形を目指すと語る市川猿之助。「知恵を出し合い、原作を知らない方にも分かるように、ファンの方にも納得していただける作品を作りました。演出面での工夫は、考える暇がないぐらいの見せ場の連続にすること。そぎ落とせそうな場面はそぎ落とし、海賊団との戦いはさらに壮絶なものになり、宙乗りにも変化をつけました。洗練され、変化、進化する作品に期待してください」と自信をみせる。

坂東巳之助は「小さいころから大好きだった作品に出られることは光栄。さらにパワーアップした舞台にまた立てるのは嬉しい。初演では『ワンピース』を観劇して歌舞伎に興味を持ってくれた多くの若いお客様が、自分を知ってくれ、古典を見に劇場に足を運んでくれたことに感動した」と語る。「新作公演をやることで古典の素晴らしさを発見し、自分の足りない部分が分かり向き合い方が変わる」という猿之助の発言を、自分の身をもって痛感したという。

マンガと歌舞伎の融合に「ネットニュースで見て、最初は夢かなと思った(笑)。腕が伸びるシーンはどうするんだろうとか単純な疑問ばかり頭に浮かんだ」と語るのは中村隼人。何も無い状態から作品が出来上がる素晴らしさと共に、アニメ版『ONE PIECE』の声優の方々が足を運び感激するなど、人気マンガを題材にしていることで、これまで歌舞伎と縁がなかった人とのつながりが広がることを感じたという。

スーパー歌舞伎について、猿之助は「古典の裏側から光を当てて演じるようなもの。新しい演出で歌舞伎を演じることが、若手の成長につながる。新作をやる意味はそこにある」という。スペクタクルな演出で、超現実の世界を舞台に登場させ、未知なる表現へのチャレンジと役者の成長と共に磨かれる舞台「スーパー歌舞伎II(セカンド)『ワンピース』」。進化し続ける話題作に期待しよう。

公演は3月1日(火)から3月25日(金)まで大阪松竹座、4月2日(土)から4月26日(火)まで福岡・博多座にて。大阪公演のチケットは発売中。福岡公演のチケットは2月13日(土)から発売開始。チケットぴあでは一般発売に先がけて抽選先行プレリザーブを実施中。受付は2月11日(木)午前11時まで。

チケットぴあ

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