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東国原が舞台初挑戦!『ペコロスの母に会いに行く』
2016年05月20日 12時50分 [演劇]
製作発表より。左から、一青窈、室龍規、酒井敏也、木村理恵 藤田弓子、東国原英夫、仁科亜季子、佐藤正宏、文音
製作発表より。左から、一青窈、室龍規、酒井敏也、木村理恵 藤田弓子、東国原英夫、仁科亜季子、佐藤正宏、文音

舞台『ペコロスの母に会いに行く』の製作発表が都内で行われ、出演者の藤田弓子、東国原英夫、仁科亜季子、木村理恵、佐藤正宏、酒井敏也、文音、室龍規、原作者の岡野雄一、演出を担当する大野木直之、音楽を担当する一青窈が登壇した。

舞台『ペコロスの母に会いに行く』チケット情報

『ぺコロスの母に会いに行く』は、認知症を発症した母・ミツエ(藤田)とその息子・ユウイチ(東国原)のおかしくも心温まる日常を描いた物語。原作である岡野雄一の同名漫画は、悲劇になりがちな認知症の介護問題を明るくユーモラスに表し、第42回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。2013年には映画化されるなど話題を集めた。

原作者の岡野は「西の果て(舞台は長崎)の小さな町での物語が、認知症介護という時代に遭遇して、あっという間に大きな広がりを見せ、今に至っており。つくづくそういう時代なんだなと実感しております。舞台をすごく楽しみにしています」と挨拶。

演出家の大野木は「認知症は重いテーマなんですが、舞台なので、お客さんが家路に着くときに重い気持ちではなくてなんらかの希望を見出して帰れるようにしたい。笑い、音楽、サブストーリーを重点に演出していきたい」と話した。

キャストは扮装で登場し、母親役の藤田は「先ほど岡野さんにお目にかかったら『本当のお母さんに似てる』とちょっと涙ぐまれました。すごく楽しい話ですし、最後にいくところはみんな一緒ですから。皆さんの心に響く作品にしていきたいと思います」、本格的な舞台は初挑戦という東国原は「本番が近づいてくるにつれ、これは責任重大だなということをひしひしと感じております。素人みたいなものですが、皆さんにご指導ご鞭撻をいただいて大きな山を乗り切っていきたいです」と決意を示した。

キャストには認知症介護の経験者が多く、マスター役の酒井は「自分を含め、僕の周りに介護で大変な思いをしている方がいっぱいいまして。今回は友達や親せきに声をかけて劇場に足を運んでもらおうと思います。それで一瞬の楽しさや癒しを与えられたら。目標として300人呼ぼうと思っています」と宣言し、キャスト達を笑わせた。

最後に一青窈が「自分の母がもし生きていたら、たくさんの景色を見せてあげたかったと思いながら(歌詞を)書きました」とエピソードを語り、主題歌の『霞道』を披露した。

中日劇場開場50周年記念舞台『ペコロスの母に会いに行く』は7月23日(土)から31日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。長崎、愛知など全国8会場を巡演。

取材・文:中川實穗

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