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早乙女友貴の殺陣、Elinaのダンスが言葉を超える!「ALATA〜アラタ〜」
2017年06月22日 16時10分 [演劇]
「アラタ〜ALATA〜」キャスト一同
「アラタ〜ALATA〜」キャスト一同

東京・有楽町に7月7日(金)に開業する「オルタナティブシアター」のこけら落とし公演「アラタ〜ALATA〜」の稽古場が公開された。

舞台「アラタ〜ALATA〜」チケット情報

本作は、極力言葉を使わずに、パフォーマンスで演劇のようなストーリー展開を構成する“ノンバーバル(非言語)パフォーマンスショー”。海外からの観光客も楽しめる演劇として、作を横内謙介、構成・演出を岡村俊一、サムライアクションディレクターを早乙女友貴、ダンスクリエイターをElina、音楽制作をMiliが担当する。

物語の舞台は2020年のトーキョー。そこに、姫を守るために悪霊と戦いの中で、戦国時代からタイムスリップさせられてしまったサムライ・アラタが現れる。そんなアラタと出会ったのは、現代を生きるOL・こころ。こころはアラタを元の時代に戻そうとするが、過去から追いかけてきた妖怪が行く手を阻み――。

稽古で公開されたのは、Elina演じるOL・こころの日常シーン、早乙女演じるアラタが魔物と戦うシーン、アラタとこころが現代の機動隊と対峙するシーンの3場面(※キャストは回替わり)。舞台の冒頭でもある、こころの日常を描いたシーンは、「言葉を使わないとはこのこと!」と見せつけるような鮮烈さ。Elinaを中心としたダンスで、日常の中でこころが感じる疎外感や孤独を描いてみせた。アラタの戦闘シーンでは、ダンスに殺陣を混ぜたというパフォーマンスが圧巻。岡村が「今、日本一の剣の使い手」と評する早乙女が、目にも止まらぬ速さからスローモーションまで自在に操る、美しい殺陣を披露。もちろんただ美しいだけでなく、その一つひとつが想いや状況を物語っており、表現の豊かさに驚かされた。また、どのパフォーマンスもMiliの音楽と合わさるとさらにドラマチックに感じられるのも印象的だ。

出演者には、早乙女、Elinaのほか、オーディションで選ばれたニューフェイス・吉田美佳子ら、各ジャンルの次世代クリエイターが集結。公開稽古後には、その中から早乙女、Elina、吉田、そしてアクション部の塚田知紀、アンサンブルダンサーの林祐衣、パントマイムアーティストのSATOCO、構成・演出の岡村が登壇し挨拶。岡村からは「プロジェクションマッピングで壁面から天井まで視界全面に映像が映し出されます。劇場全体が押し寄せるような感覚です」「劇場には“フライング発射台”が備わっていて、フライングのスペシャリストも出演します」と劇場の最新設備を活用した演出の構想もチラリ。キャストたちは本作に挑む楽しさを生き生きと語り、本番への期待を高めた。

「アラタ〜ALATA〜」は7月7日(金)からロングラン公演を予定。その日によってキャストが変わる“回替わり公演”が採用される。

取材・文:中川實穗

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