あなたが好きなタレントの
出演情報をメールでお知らせ♪

タレント ニュース

演 劇

豪華な面子が集合『TOKYO TRIBE』稽古
2017年09月21日 12時40分 [演劇]
TOKYO TRIBE 稽古場より
TOKYO TRIBE 稽古場より

伝説的ストリートコミックス「TOKYO TRIBE2」(作・井上三太)が原作の舞台『TOKYO TRIBE』が9月29日(金)に開幕する。その稽古場に潜入した。

【チケット情報はこちら】

架空都市“トーキョー”の街ごとに存在する“シヴヤSARU”や“ブクロWU-RONZ”などトライブ(族)間で繰り広げられる抗争を通して若者たちの日常、愛、友情を描き、ファッションや音楽にも多大な影響を与えたカリスマコミックス初の舞台化となる本作。演出は梅棒の伊藤今人、音楽監督はKEN THE 390、振付は梅棒、Beat Buddy Boi(以下、BBB)、植木豪、さらにテーマソングはMIYAVI vs SKY-HIが手掛け、出演者も梅棒、BBBをはじめ宮澤佐江やDOTAMA、ACEらと豪華なメンバーが揃った。

演出の伊藤が代表を務める「梅棒」は、台詞を使わずにダンス×J-POP×演劇で物語を表現する独自のスタイルが特徴のエンタテインメント集団。今回、梅棒の公演以外で初めてこの手法が使われ、ダンス×ヒップホップ×演劇という新しいカタチで『TOKYO TRIBE』の世界をつくりあげる。

この日の稽古は、本作オリジナルのトライブ“ハラヂュクJINGUS”メンバー(植木、梅棒・塩野拓矢、YU-YA、魚地菜緒、大野愛地)が、DOTAMA演じる“シヴヤSARU”の書記長と仲を深めるシーンからスタート。振付を担当する塩野が、まずはストーリーや登場人物の感情を細やかに説明する。台詞のほとんどない本作にとって重要な作業だ。世界大会での実績を持つ植木、YU-YA、大野、梅棒の近作『ピカイチ!』でも強烈な印象を残した魚地、そして塩野というハイレベルなダンサーだらけのJINGUSメンバーは、積極的に意見を交換し合う姿が印象的。物語を伝える表情豊かな振りが更に磨かれていた。DOTAMAも「このシーンの書記長は何が見え、どんな感情の変化があるのか」という説明に、書記長としてパフォーマンスを変化。思わず笑顔になる楽しいシーンが生み出された。

次は、大物やくざ・ブッバ(ACE)とスンミ(宮澤)、そしてメラ(BBB・SHUN)が出会う、暗雲漂うシーン。伊藤から「こういうことをリリックにしてほしい」と渡された内容を見つつ、即興でラップするACEとSHUN。即興とはいえラップの雰囲気でメラとブッバのキャラクターがしっかりと伝わるのが面白い。普段から舞台に出演する宮澤や遠藤誠(梅棒/スカンク役)も芝居を引っ張り、悪役ブッバの余裕やボス感、スンミの他の女の子とは違う空気、メラの秘めた炎、スカンクの食えなさ、そして彼らが所属するWU-RONZのヤバさが滲み出ていた。

原作、演劇、ヒップホップ、ダンス、出演者、どのファンであっても入りやすく理解しやすく、そして楽しめそうな本作。新体験ともいえるステージをぜひ劇場で体感して!公演は、9月29日(金)から10月8日(日)まで東京・TSUTAYA O-EASTにて。

取材・文:中川實穗

チケットぴあ

関連タレント

伊藤今人

井上三太

植木豪

魚地菜緒

梅棒

ACE

遠藤誠

大野愛地

KEN THE 390

櫻井竜彦

塩野拓矢

SHUN

SHINSUKE

當山みれい

遠山晶司

DOTAMA

Toyotaka

楢木和也

野田裕貴

Beat Buddy Boi

宮澤佐江 家城啓之

YU-YA

RYO

演劇のニュース もっと見る

最新ニュース もっと見る