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トップリーグ最終節・無双パナにヤマハが挑む!
2017年12月22日 17時00分 [ラグビー]
山田章仁(パナソニック ワイルドナイツ) (C)F.SANO
山田章仁(パナソニック ワイルドナイツ) (C)F.SANO

『ジャパンラグビートップリーグ2017-2018』最終節で、極上のカードが組まれた。ヤマハ発動機×パナソニック。ホワイトカンファレンス1位と2位の直接対決である。『第55回日本選手権』の前哨戦でもある。『トップリーグ2016-2017』開幕戦でヤマハが先勝し、『第54回日本選手権』準決勝ではパナソニックがリベンジし、1勝1敗に終わった昨季からの決着戦とも言える。

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ただし、下馬評ではパナソニックが圧倒的有利である。

パナソニックは12戦全勝・勝点59・536得点・123失点と驚異的な数字を残す。ホワイトカンファレンス2位のヤマハが9勝3敗・勝点46・421得点・188失点と言えば、いかにパナソニックの成績が傑出しているかわかるだろう。

タレント集団だ。パナソニックはFWのスタメンに8名中6名もの国外出身選手が名を連ねることもあった。BKもトライランキングトップに立つWTB山田章仁、4位につけるWTB福岡堅樹、5位タイのSO/CTB 松田力也とずば抜けた決定力を誇る。ハーフ団はSH田中史朗-SOベリック・バーンズの黄金コンビ。そもそもパナソニックは11月の日本代表にも最多13名を送り出している。そんなタレントたちを束ねるのが、世界的名将ロビー・ディーンズ監督だ。パナソニックの戦力は質量ともに他の追随を許さない。

ただ、ヤマハを率いるのは清宮克幸監督である。前節・サニックス戦終了後に「持ち駒は揃っている」とパナソニック戦への自信を覗かせた策士は、下馬評を覆す策を温めていることだろう。

試合登録メンバーは以下の通り。
【ヤマハ発動機】1山本幸輝、2日野剛志、3伊藤平一郎、4大戸裕矢、5デューク・クリシュナン、6モセ・トゥイアリイ、7廣川翔也、8堀江恭佑、9矢富勇毅、10マット・マッガーン、11田中渉太、12マレ・サウ、13小林広人、14伊東力、15五郎丸歩、16名嘉翔伍、17植木悠治、18山村亮、19八木下惠介、20西内勇人、21篭島優輝、22大田尾竜彦、23ゲラード・ファンデンヒーファー
【パナソニック】1稲垣啓太、2堀江翔太、3ヴァル アサエリ愛、4サム・ワイクス、5長谷川崚太、6ベン・ガンター、7谷昌樹、8ホラニ龍コリニアシ、9田中史朗、10ベリック・バーンズ、11福岡堅樹、12松田力也、13ディグビ・イオアネ、14山田章仁、15笹倉康誉、16坂手淳史、17田村エムセン、18平野翔平、19谷田部洸太郎、20布巻峻介、21内田啓介、22山沢拓也、23梶伊織

果たして、最終節で勢いを得て、年明けの『日本選手権』に乗り込むのはヤマハか、パナソニックか。『トップリーグ2017-2018』第13節・ヤマハ発動機×パナソニックは12月24日(日)・ヤマハスタジアムにてキックオフ。チケット発売中。

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