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10月22日、『2018ＪリーグYBCルヴァンカップ』ニューヒーロー賞が発表された。1996年の名波浩から2004年の長谷部誠、2011年の原口元気や2013年の齋藤学、2014年の宇佐美貴史など、そうそうたる受賞者に、今年新たに、遠藤渓太が新たに名を刻んだ。横浜F・マリノスのハタチのMFはグループステージ5試合、プライムステージ4試合に出場、得点に絡むプレーが評価されたのだった。

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「大変うれしく思う。自分だけで勝ち得た賞ではない。チームの先輩やスタッフ、家族、すべての方のおかげで自分がこの賞を受賞できたと思う」

遠藤はニューヒーロー賞受賞を喜んだが、自身のプレーには満足していなかった。

「ゴールとかアシスト、そこまでたどり着いていないもどかしさはあるが、仕掛ける、攻撃的な姿勢を評価してもらったのだと思う。自分としては受賞にふさわしいプレーを見せたとは思っていない。決勝と残りのリーグ戦でニューヒーロー賞にふさわしいプレーをしていきたい」

同じ神奈川をホームタウンとする湘南ベルマーレを相手に、横浜FMは17年ぶり2度目のタイトルを目指すことになる。

「チーム全員で戦って決勝まで来た。だからこそ勝ちたい。個人としてはここまでゴールがないので、決勝でゴールを奪いたい」

もう準優勝はいらない。横浜FMの面々は『第97回天皇杯』決勝でセレッソ大阪に敗戦し、2018年をスタートさせたのだ。

「『天皇杯』決勝で負けた悔しさを忘れてはいない。1-0でもいい、5-4でもいい、スコアはなんでもいいので、ここまで来たら勝って優勝したい」

一昨日行われた『明治安田生命Ｊ１リーグ』ガンバ大阪戦で遠藤は左太もも裏を負傷したが、当の本人は「幸い軽症だったので、自分自身は決勝に向け、前進するだけ」とキッパリ。

『ルヴァンカップ』 決勝・湘南×横浜FMは10月27日(土)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケット発売中。

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