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ミュージカルの名曲の数々をぜいたくな趣向で贈る
2018年11月28日 18時30分 [ミュージカル・ショー]
岡幸二郎
岡幸二郎

華やかな容姿と情感豊かな歌声で、ミュージカル界のトップを走り続ける岡幸二郎。2014年にリリースした2枚組アルバム『ベスト・オブ・ミュージカル』をベースに、2014、2015、2017年と催されてきたコンサートも、今回で4回目だ。ミュージカルの名曲の数々を、最高の演者と大編成のオーケストラ、そして一流の会場で贈る本シリーズ。今回も島田歌穂、石井一孝、さらにソプラノ歌手の林正子をゲストに迎え、ここでしか聴くことの出来ないぜいたくな空間を創り出す。多忙な中、ここまでこだわり抜く理由を岡に聞いた。

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『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『ウエストサイド物語』など、アルバムに収録されているスタンダードナンバーはもちろん、「今回特に注目して選んだ作曲家が2人」と岡。クラシックとミュージカルの両方に多大な影響を与えた作曲家、故ジョージ・ガーシュイン(生誕120年)と、こちらは今も活躍中のブロードウェイの巨匠、アンドリュー・ロイド=ウェバー(生誕70年)だ。「劇団四季在団中に『クレイジー・フォー・ユー』というガーシュイン作曲のミュージカルに出て、とても好きな作品だったんです。それでもう一度歌いたいなというのと、ガーシュインといえば、ジャズのスタンダードナンバーとしても有名な『サマータイム』。この曲は元々、彼が作曲を担当した『ポーギーとベス』(1935年初演)の曲で、この作品は時代的に“オペラ”なんですね。だからクラシック歌手の林さんに正調で歌ってもらったらどうだろうか、と考えたんです」と岡は語る。

もうひとり、ロイド=ウェバーからも『オペラ座の怪人』をはじめ数曲を選んだ。「このコンサートシリーズでは毎回、東京オペラシティコンサートホールで、フルオーケストラ(今回は東京フィルハーモニー交響楽団)でという点にこだわっているんですが、今回は初めてパイプオルガンを使うことに。それで、パイプオルガンといえばもう『オペラ座〜』の曲、『ザ・ファントム・オブ・ジ・オペラ』だろうと!」と笑う岡。あの有名な曲を、本物のパイプオルガンをバックに岡と林の歌声で聴けるとなれば、胸の高まりが抑えきれないミュージカルファンも多いのではないだろうか。

そのほか、島田が『レ・ミゼラブル』で当たり役となったエポニーヌの曲『オン・マイ・オウン』を歌うのも見どころだ。また、同作でマリウス(石井の当たり役)がアンジョルラス(岡の当たり役)ら友を想う曲「カフェ・ソング」を岡が歌い、石井はバルジャンの曲『ブリング・ヒム・ホーム』を歌うという、ファンにはたまらないお楽しみも。「コンサートって普通は“メインディッシュ”の曲がいくつかあって、あとは“箸休め”の曲で、という構成が多いのかな。でも本当に美味しい料理屋さんって“前菜”から“デザート”まで全部が美味しくて、どれが“メイン”だか分からないですよね(笑)。僕のコンサートもそんな風に、最初から最後まで存分に味わってもらえたら嬉しいですね」

公演は12月10日(月)、東京・東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアルにて。

取材・文/佐藤さくら

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