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合わせて創立200年!新派+松竹新喜劇の夢の競演
2018年12月13日 17時45分 [演劇]
二月競春名作喜劇公演」会見より(画像左から)藤山扇治郎、渋谷天外、水谷八重子、波乃久里子、藤原紀香
二月競春名作喜劇公演」会見より(画像左から)藤山扇治郎、渋谷天外、水谷八重子、波乃久里子、藤原紀香

水谷八重子、波乃久里子らが所属し、創立130年を迎える劇団新派。藤山寛美ら名優たちを輩出し、創立70周年になる松竹新喜劇。歴史ある2劇団が競演を果たす『二月競春名作喜劇公演』の製作発表会見が12月12日、都内にて行われた。登壇は新派より水谷と波乃、松竹新喜劇より渋谷天外と藤山扇治郎、そしてゲスト出演する藤原紀香。

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明治・大正・昭和の古き良き日本の美しさを現代に伝える新派、笑いと人情の詰まった演劇を届ける松竹新喜劇、合わせると200年の歴史を持つ2劇団による合同公演。上演するのはいずれも両劇団を代表する名作演目2本だ。松竹新喜劇の演目『おばあちゃんの子守唄』に新派から参戦する水谷は「責任でぶるぶる震えています」と少々気弱な発言。というのも「初めてこの演目を観たのは藤山寛美先生が演じていたもの。寛美先生がセリフを言うたびにお客さまがワッと受けて、これは私のできるものじゃないと思った」そうで、しかしながら「小さい命の大切さから、人情というものをお客さまにわかっていただければなんとかなるかなと。どれくらい子どもに好かれるおばあちゃんになれるかが勝負です」と意気込みを。

もう1作品は、新派の名作『華の太夫道中』。当たり役である遊郭の女将・おえいに再び挑む波乃は「6回目のおえい役。5回は、藤山直美さんがどうしてもこの作品をやりたいと誘ってくれてやりました。その直美さんが演じた喜美太夫を今回は大好きな藤原紀香さんが演じてくれる。こんな嬉しいことはない。大事に大事に演じていきたい」と嬉しそうに語る。藤原は「こんなに素晴らしい公演のゲストに呼んでいただいて光栄です。役者として、幸せな機会をいただきました。京塚昌子さん、水谷八重子さん、藤山直美さんが演じてきた役。プレッシャーもありますが、皆さんの真似は出来ませんので、自分の中で模索し、稽古をしていきたい」と気を引き締めていた。

意気込みを問われ、新喜劇の代表である渋谷天外が「新派勢に負けてなるものか!」と話せば、波乃が「負けてるわよ、歴史で」と即座に返すなど、会見でも息のあったところを見せ会場を沸かせていた両劇団。藤山寛美を祖父に持ち、直美を叔母に持つ松竹新喜劇の若きエース藤山扇治郎も「おじいさんもおばさんも、新派のお芝居と歌舞伎は観なさいとよく言っていた。家訓のようなものです。素晴らしい先輩がたと共演することが、一番の糧になる。いっぱい吸収したい」と話した。公演は2月2日(土)から23日(土)まで、東京・新橋演舞場にて。チケットは12月25日(火)に一般発売を開始する。

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