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SINSKE、15周年で挑む“アヴェ・マリア”
2019年01月17日 10時00分 [器楽・室内楽]
SINSKE
SINSKE

2003年のCDデビューから15年。クラシックからジャズ、ポップスまで幅広いフィールドで活躍するマリンバ奏者SINSKEが、昨年12月にアルバム『Prays Ave Maria』をリリースした。クリスチャンだった祖父母に連れられ、幼い頃から教会へ通っていた彼には賛美歌や“アヴェ・マリア”は日常にある音楽だったという。「母がピアノ教師だったから音楽に導かれたんだと漠然と思っていたんですが、もっと前から“アヴェ・マリア”とは出会っていたんですよね。自分のルーツはこれかな?と思うようになって、いつか自分の作品にまとめたいと思っていました。シューベルト、グノー、カッチーニの作品等がよく知られていますが、調べれば調べるほど面白いものが見つかるんです。少しずつ準備を進めてきて、ようやく15周年のタイミングで向き合うことができました」

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名だたる音楽家たちが作曲した数多くの“アヴェ・マリア”の中から厳選した楽曲をマリンバのためにリアレンジして収録。また、彼が“師匠”と慕う日本のマリンバ奏者の第一人者・安倍圭子氏が書き下ろした新作『祈り』も注目したい1曲だ。「『“アヴェ・マリア”そのものは作れないけれど、“アヴェ・マリア”に対する思いなら』、とこのアルバムのために作ってくださいました。安倍先生は自分がマリンバの道に進むきっかけを作ってくれた方。今回こういう形でご一緒できて本当に嬉しく思います」

先日はテレビ番組で「ギター×バイオリン×DJ×マリンバ」という異色コラボレーションを披露。「“マレットを6本使って早弾き”というムチャ振りもあったりして大変でしたが(笑)、TVで観てCDを買ってくれたり、コンサートに来てくれたりする方もいらっしゃいます。こんな機会を与えて頂けたのもありがたいですね」とマリンバの魅力が広がっていくことが心底嬉しいと語る。

現在は15周年を記念したツアーを全国で開催中。各地でプログラム編成を変えるなど、アニバーサリーらしく趣向をこらしている。また、スペシャルゲストに「藤原道山×SINSKE」でもお馴染みである尺八奏者の藤原道山を迎えることも話題だ。「安倍先生もそうですが、“こうなりたい”という方がいらっしゃって今の僕がある。道山さんは共演者でもあり友人でもありますが、僕にとっては永遠のスター。ライバルというより尊敬の気持ちが先にきてしまう。一緒に音を出せることが本当に喜びなんです」。そして今回のツアーの中では福岡シンフォニーホールが最大規模キャパとなる。「音楽家の間でも響きがいいと評判の高いホールですからね。本当は客席で、僕が弾いているマリンバの音を聴いてみたいんですけど(笑)。その思いはお客様に託します!ぜひ僕の代わりに楽しんで聴いてください」

15周年記念ツアーは来年8月まで開催。福岡公演は、3月14日(木)・福岡シンフォニーホールにて。チケットは発売中。

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