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小野田龍之介の次回作はともに世界的なミュージカル
2019年07月12日 12時00分 [演劇]
小野田龍之介

現在全国ツアー中の『レ・ミゼラブル』にアンジョルラス役として出演。またこの7月にはファンクラブも開設されるなど、若手ミュージカル俳優として今最も有望視されている小野田龍之介。来年には『ミス・サイゴン』、そして今秋にはブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』と出演舞台が続く。そこで次回作2本について、小野田に話を聞いた。

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『ミス・サイゴン』のクリス役として初めて舞台に立ったのは2016年。当時を振り返ってもらうと、その表情にはいまだ緊張の色が滲む。「キムとクリスで言うと、前回のキャストの中で僕だけが“初めまして”だったんですよね。それこそ稽古前半はものすごく不安で、勝手に孤独と戦っていた感じ。でも本番が始まって、観た方から“初めてクリスに共感出来た”といった意見をいただけた時は、本当に嬉しかったです」

どちらかといえば『レ・ミゼラブル』の方が好きだったという小野田。しかし実際に参加したことである変化が…。「やってこんなに好きになる演目は初めてっていうくらい、クリスという役と、『ミス・サイゴン』という作品に対して思い入れが強くなりました。また前回、女優のキム・スハさんとやれたことは大きくて。クリスとキムの関係のように、異国の人である彼女に、少しでも自分の気持ちを伝えたいと自然に思えるようになりましたから。この経験は、再びクリスをやる上でも大きな武器になると思います」

今秋11月に開幕するのは、IHIステージアラウンド東京にて世界初演される『ウエスト・サイド・ストーリー』。かつて小野田は劇団四季『ウエストサイド物語』(2016年)にトニー役として出演しているが、今回はリフ役での参加となる。「ステージアラウンドというエンターテインメント性にあふれる劇場なので、本当に面白くなると思います。転換がない分、躍動感のある、ある意味映画に近いようなスピード感を味わっていただけるのではないでしょうか」

『ロミオとジュリエット』を下敷きに、ジェット団とシャーク団の抗争を巡る悲劇を描く本作。そのジェット団のリーダーで、トニーに厚い信頼を寄せるのがリフだ。「トニーは歌、リフはダンスってイメージがありますが、実はこの両役を演じた俳優って、世界にひとりじゃないかと言われているそうなんです。こんな世界的な名作を代表する両役を、しかも20代のうちに演じられてとても光栄ですし、すでに人1倍ワクワクしています!」

取材・文:野上瑠美子

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