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『キングダム ハーツ』の世界をオーケストラの演奏と大画面で!
2019年12月05日 18時10分 [オーケストラ]
公演の模様

スクウェア・エニックスの人気ロールプレイングゲーム『キングダム ハーツ』シリーズのオーケストラコンサート『KINGDOM HEARTS Orchestra -World of Tres-』が、11月30日、大阪国際会議場メインホール(グランキューブ大阪)で開かれた。

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この日のコンサートでは、大スクリーンに『キングダム ハーツ』のこれまでの物語や名場面が展開され、同作品の楽曲が大阪交響楽団の演奏で楽しめた。今年は東京を皮切りに、世界11か国を巡り、大阪公演も完売という人気ぶり。ゲームの人気キャラクターたちがオーケストラの迫力ある演奏に乗って万華鏡のように次々と大画面に映し出され、観客はその世界観に酔いしれた。

公演終了後、『キングダム ハーツ』シリーズの作曲家・下村陽子氏、石元丈晴氏、関戸剛氏が会見に登場。下村氏は「久しぶりに私の出身地の大阪に戻って来てホッとしました。日本のお客さんは静かなので、最初は不安になりましたが、皆、ニコニコしたり、うなずいたりしていて楽しんでもらえたようでうれしいです。こちらも癒やされました」と語る。

石元氏は「コンサートでは僕たち3人も登壇し、制作についてなどお話ししましたが、ガチガチに緊張して、マイクが手汗で濡れました(笑)」という。関戸は「大阪交響楽団の演奏が素晴らしかった。演奏家の皆さん全員が凄腕の持ち主で、すごく感動しました」と感激していた。

下村氏は発売されて17年になる『キングダム ハーツ』の魅力について、「物語はスケールが大きく、少し複雑なところもある分、音楽はシンプルでストレートに伝わるように作っています。作品の根底には愛や友情、人々とのつながりが流れているので、誰の心にも響くのでは」と話す。

ツアーは12月26日(木)・27日(金)、パシフィコ横浜国立大ホールで開催される公演でファイナルを迎える。公演に向けて、「ゲームやYouTubeで音楽を聴くのとオケの生演奏では、迫力が違う」と石元氏が言えば、関戸氏も「ゲームプレイのイマジネーションがもっと広がるはず」と応える。下村氏は「ゲームを知らない人からも楽しめたと言ってもらえる。お客さんと一緒に大いに盛り上がり、年末の締めくくりにしたい。多くの方に来ていただきたいです」と笑顔を見せた。

取材・文:米満 ゆうこ

(C)Disney
Presentation made under license from Disney Concerts, a division of ABC Inc. cDisney All rights reserved.

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