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待ちに待った週末がやって来る。先週末の『2020明治安田生命J2・J3リーグ』に続き、いよいよ『明治安田J1』が再開するのだ。4か月半ぶりに行われる第2節には川崎フロンターレ×鹿島アントラーズやヴィッセル神戸×サンフレッチェ広島、柏レイソル×FC東京に大阪ダービー、九州ダービーなど好カードがズラリ。中でも浦和レッズ×横浜F・マリノスに思いを馳せるファン・サポーターも多いことだろう。
浦和は2月16日『Jリーグ YBC ルヴァンカップ』第1節・ベガルタ仙台戦で5−2、2月21日の『明治安田J1』開幕戦・湘南ベルマーレ戦で3−2と、新システム4−4−2を試しつつ結果を残してきた。ただシステムの成熟度で言えば、横浜FMに軍配が上がるだろう。それでも指揮官は王者チームとの対戦を歓迎する。大槻毅監督は「再開でF・マリノスと当たれる巡り合わせになり非常に喜んでいる。区切りのゲームで大きなモチベーションを持って臨める」と前向きにとらえる。Jリーグ史上6人目となる通算150ゴールまであと2ゴール、浦和での100得点まであと1得点と迫ったエースも同意する。興梠慎三は「チームとして攻撃的なサッカーを目標に掲げているので、守るだけのサッカーはしたくないな。堅い試合よりは点を取り合うような試合を見せたい」とキッパリ。
もちろん、王者チームも勝ち点3を譲るつもりはさらさらない。ガンバ大阪との開幕戦ではスロースターターの悪癖が顔を覗かせ1−2で敗れたが、横浜FMは『FUJI XEROX SUPER CUP 2020』『ACL』を含め4試合で10得点と持ち前の攻撃力を発揮。さらに昨夏スポルティング・ロケレン(ベルギー)へ期限付き移籍していた天野純もこの中断期間中に帰って来た。そもそもJ1での直接対決で横浜FMは浦和に31勝6分21敗とリードし、さらに直近6試合では5勝1敗と圧倒している。ただ不安もある。GKパク・イルギュが戦線離脱し、CBチアゴ・マルチンスも負傷明けで本調子とは言えない。横浜FMの代名詞とも言えるハイラインを司るひとりが不在、もうひとりがコンディション不良と不安を残す。
果たして浦和が連勝スタートを切るのか、横浜FMがリーグ初勝利を飾るのか。『明治安田J1』第2節・浦和×横浜FMは埼玉スタジアム2002にてキックオフ。リモートマッチ(無観客試合)で行われるゲームの模様はテレ玉にて生中継、DAZNにて生配信。また、選手へのメッセージを記載でき、西川周作の写真と直筆メッセージが届けられるエンタメサポーターチケット『浦和レッズにおもいを届けよう!』も発売中。
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