あなたが好きなタレントの
出演情報をメールでお知らせ♪

タレント ニュース

演 劇

名作『ボディガード』のヒロイン役にMay J.が挑む
2021年08月10日 12時50分 [演劇]

1992年に大ヒットを記録した映画『ボディガード』を舞台化。2019年の英国キャスト来日公演に続き、翌年には待望の日本キャスト公演が実現した。しかしコロナ禍の影響でそのほとんどの上演が中止。念願の再演を前に、新たにレイチェル・マロン役に決まったMayJ.に話を訊いた。

シンガーソングライターとして活躍し、2014年の映画『アナと雪の女王』の日本語版主題歌を担当したことで、一気に注目を集めたMay J.。昨年は「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2」で初舞台、新たな境地を開いた。
「これまで“May J.”としてしか舞台に立ったことがなかったので、そうじゃない瞬間というのがとても新鮮でした。なぜ彼女がこの言葉を発したのか? セリフの一つひとつに理由があり、それを考えることは、歌詞を解釈していく作業とどこか似ていて……。自分なりのストーリーを作って演じることを意識しましたし、またそれがとても楽しかったんです」

そんなMay J.の次なる挑戦は、名作『ボディガード』のヒロイン役。長年色褪せない本作の魅力を、彼女はこう語る。
「やっぱり音楽の魅力は大きいと思います。個人的にもとても好きで、繰り返しサウンドトラックを聴いていたくらい。そして何よりホイットニー・ヒューストン! 演じているというよりかは、彼女自身が光っているような感じがして。彼女の魅力が存分に詰まった作品だと思います」
同じアーティストとしてMay J.は、ホイットニーの歌声のどんなところに惹かれ、またそんな彼女の楽曲を表現するに当たり、どんなことを大切にしていきたいと思っているのだろうか。「パワフルな中にも繊細さがあるところ。そして感情をむき出しにして歌う、訴えかけるようにして歌うからこそ、しっかりメッセージが届くんだなと。まさに歌うために生まれてきた人ですよね。これまではホイットニーの曲として聴いていましたが、今回は自分の役の立場や、この曲でどういったストーリーを伝えなければいけないのか。それらを意識しつつ、しっかり歌えたらいいなと思います」

まだまだ収束の見えないコロナ禍。だからこそ、エンターテインメントの重要性を感じる場面は多い。「舞台って夢の世界だと思うんです。まるでアトラクションに乗ったような感覚で日常を忘れられますし、この舞台がそういう時間になればいいなと。そしてお客さまにポジティブなパワーを届けられるよう、私も精一杯頑張りたいなと思います」

取材・文:野上瑠美子

チケットぴあ

関連タレント

演劇のニュース もっと見る

最新ニュース もっと見る