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望海風斗の宝塚退団後初ミュージカルはなんと魔女役
2021年11月04日 11時00分 [ミュージカル・ショー]

スティーヴン・ソンドハイムが作詞、作曲を手がける名作ミュージカル『INTO THE WOODS』を、熊林弘高の演出で上演。そこで出演者のひとりである望海風斗に話を訊いた。

今年4月に宝塚歌劇団を退団した望海にとって、本作は退団後初のミュージカル出演。しかも驚いたことにその役どころは、魔女だという。「退団後の1作目ってすごく大切だと思うんです。ただ今回のお話があった時、私自身、あっこれだなとピンと来て。今まで自分が男役で積み重ねてきたものが生かされると思いましたし、ファンの方にとっても、なにか私らしいと思ってもらえるのではないかと思い、すごくいい第一歩になりそうで、この巡り合わせに嬉しくなりました」

世界各国で上演を重ね、2014年(日本公開は2015年)にはディズニーによって映画化もされた本作。さまざまな童話を背景にしているが、望海が演じるのは『塔の上のラプンツェル』に登場する魔女だ。「多くの人が魔女というものに対して、強さや怖さ、気味悪さといったイメージを持たれていると思います。ただこの『INTO THE WOODS』では、“母親”という面が強いのかなと。母親役には以前からいつか挑戦してみたいという思いがありました。またこの役はお客さまに向かって語りかけたり、歌いかけたりする場面もあるので、そこもまた楽しみですね」

楽曲を手がけるソンドハイムと言えば、“生ける伝説”とも称される世界的な音楽家。抜群の歌唱力を誇る望海だが、そんな彼女ですら、今回のナンバーはどれもハードルが高いようで…。「すごく難しいです。ドラマティックというよりは、とても入り組んでいて、お話の難しさと繋がっているような気がします。森に迷い込むという設定と、楽曲の複雑さがマッチしているというか。魔女の曲で言えば、悲しさや強さなど、人間の持ついろいろな面が歌の中で表現されているなと。やはりひと筋縄ではいかないな、と思っています」

出演者には望海のほか、毬谷友子、湖月わたる、朝海ひかる、麻実れい(声のみ)と、宝塚出身の面々がズラリ。「とても心強いのですが、私にとっては雲の上の方ばかりで…。もうどうしましょうという感じなのですが、せっかく共演させていただくので、いろいろなことを学ばせていただけたらと思っています」

最後にチケット購入を迷われている読者へのメッセージをお願いすると…。「そこは迷わずポチッとしていただいて(笑)、ぜひ私たちと一緒にこの森に迷い込んでいただけたら嬉しいです」

取材・文:野上瑠美子

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