タレント番記者ニュース
カナダで開催中のモントリオール世界映画祭で日本映画「悪人」が9月5日(現地時間)に公式上映され、主演の妻夫木聡さん、深津絵里さんが登場した。妻夫木さんは上映後、「(上映)途中で帰る人もいるって聞いていたので、今回誰ひとりとして帰らなかったのは表現できないくらい嬉しかったです」と興奮気味。深津さんも「こんな機会は私も初めてなので、すごく刺激になったし、この熱気を日本にいるキャスト、スタッフにも伝えたいと思います」と話した。そんな中、7日に発表された最優秀女優賞に深津さんが見事選ばれた。日本人が同賞を獲得するのは、1983年の「天城越え」に出演した田中裕子さんに次いで2人目だ。深津さんは授賞式の壇上に立つと、「メルシーボクー(ありがとうございます)」とフランス語で挨拶。「『悪人』という作品を作った全ての皆に頂いた賞だと思っています。日本にいるキャスト、そしてスタッフの皆にこの喜びを早く伝えたいです」と心境を話した。8日には妻夫木さんと揃ってカナダから帰国した深津さん。空港に集まった多くの報道陣に対し、「ありがとうございます。最高に嬉しいです!みんなで勝ち取った賞なので、本当に嬉しいです」と改めて受賞の喜びを語った。深津さんは1988年にCM出演して脚光を浴び、90年代には10年間で18本の連続ドラマに出演。2003年公開の映画「阿修羅のごとく」では、日本アカデミー賞 最優秀助演女優賞を受賞している。
(PLANTECH)
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