作曲家鈴木淳氏(82)が10日、東京・湯島天満宮で夫人で作詞家の悠木圭子氏(80)ほか門下生5人とヒット祈願を行った。入山アキ子や椎名佐千子(34)ADO(37)佐野光洋(66)黒木じゅん(50)の5人が参加した。

 鈴木氏は「素晴らしい人たちが僕のところからデビューして、今年は輝きそうな気がする。1度も全員で集まったことがなかったので、せっかくならヒット祈願を、ということで声をかけた」と話した。

 鈴木氏は、山口・防府天満宮宮司の子息で「実家が天満宮なので、特別に神様の力をお借りしたいと思った」と湯島天満宮を選んだ理由を話した。

 佐野は、もともと歌手を目指して修行していたが俳優としてデビューし、昨年歌手デビューした。「まさかの機会をいただいて昨年デビューさせていただきました。遅咲きでも咲きたいです」。

 今年デビュー15年の椎名は「先生方とヒット祈願できて気が引き締まります。いい1年にしたい。いい1年にしなければいけない。1歩1歩頑張っていきたいです」。

 ADOは、ポップスデュオ「ラクシス」の松下アドとして活動していたが、解散。その後、鈴木氏のもとで5年間の修行を経て、芸名を変え活動を始めた。「ヒットさせて先生たちをハワイにつれて行きたいです」。

 入山は「今までは1歩ずつ着実に、と思ってきたけど、今年は酉(とり)年なので飛びたい」。黒木は「一世風靡(ふうび)した父のように、早く顔と名前が一致してもらえるように頑張りたい」。

 鈴木氏は「全員がヒットして欲しい」と門下生たちの飛躍を願っていた。