大相撲名古屋場所14日目(22日、愛知県体育館)、横綱白鵬(32=宮城野)が大関豪栄道(31=境川)をはたき込んで13勝目(1敗)。23日の千秋楽で1差の2敗で追う幕内碧山(31=春日野)が敗れるか、白鵬が結びで横綱日馬富士(33=伊勢ヶ浜)に勝てば、2場所連続39回目の優勝が決定する。

 賜杯に王手をかけた白鵬は「(ここまで)14日間の一番一番の思いがありますから。それを出し切れば」と表情を引き締めた。

 13日目には通算1048勝目を挙げて魁皇(現浅香山親方)の勝利数を抜き、単独1位に浮上。この日の白星で記録を1049勝に更新した。