大相撲秋場所14日目(23日、東京・両国国技館)、大関豪栄道(31=境川)が幕内貴ノ岩(27=貴乃花)を渡し込みで下して3敗を死守し、6場所ぶり2度目の優勝に王手をかけた。

 千秋楽(24日)は4敗の1差で追いかける横綱日馬富士(33=伊勢ヶ浜)と結びで賜杯をかけて激突する。取組後の豪栄道は決戦へ向けて「悔いのないように、思い切りいく。(千秋楽の直接対決は)幸せなこと。最後に勝ったほうが強いわけやから」と意気込んだ。