お笑いコンビ、ココリコの田中直樹(46)が24日、東京・墨田区の「東京スカイツリータウン」で、上野動物園のジャイアントパンダ「シャンシャン」に関するトークイベントを行った。

 上野動物園の獣医師・金子美香子さんが、ジャイアントパンダの発情期は1年に1回のみで、計72時間しかないと説明。シャンシャンの母シンシンと父リーリーのペアリングの映像も流れ、そこでは、何度もたたかれたり、かまれたりしながらも、リーリーが反撃をまったくせずく、辛抱強く耐える姿があった。そのおかげで、何とか3回の交尾に成功し妊娠にこぎ着けた。

 田中は「パンダの繁殖が難しい理由が分かった」と納得顔。金子さんが「リーリーが頑張ったから妊娠できました」と言うと、「いい話ですねぇ~」と相づちを打っていた。

 パンダの生態として、父母が共同で子育てをすることはないという。シャンシャンは母が“シングルマザー”として育てているが、田中も昨年5月に離婚をし、息子2人をシングルファーザーとして育てている。だが、この日は、自身の子育てについて触れることはなかった。

 同イベントは、世界自然保護基金ジャパンが主催。地球環境保全活動のため、世界各地を消灯リレーでつなぐプロジェクト「EARTH HOUR 2018」の一環で行われた。