米俳優チャーリー・シーン(52)が、HIVに感染していることを告げずに性行為を行い感染させられたとして訴えられていた元恋人を反訴した。米ピープル誌などによると、シーンは女性は知り合った頃から自身がHIVの陽性であることを知っており、高級コールガールとして多数の男性と肉体関係を持っていたことからHIV感染のリスクは高かったと主張している。

 

 シーンは2011年にHIV陽性と診断されたことを15年に公表。その後、元交際相手などから、「感染を知った後もコンドームなしでセックスさせられた」などとして次々と訴えられていた。シーンは女性が自身や父親で俳優のマーティン・シーンの自宅を訪れるなどストーカー行為を行っていると主張している他、2人の関係を秘密にするための秘密義務契約を結んでいるため、いかなる訴訟も仲介裁判所で解決する必要があるとしている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)