NHK・Eテレ「おかあさんといっしょ」で歌のお兄さんを務めた横山だいすけさんがゲスト声優として、公開中の「映画 おかあさんといっしょ はじめての大冒険」で、タレントの関根麻里さんと共演している。映画公開記念イベント直後に、映画の魅力やお互いの印象、子供たちとの接し方などを聞いた。
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映画は、「歌のお兄さん」花田ゆういちろうさんや「歌のお姉さん」小野あつこさんらが出演する「実写コーナー」と、着ぐるみ人形劇「ガラピコぷ~」をアニメ化した「アニメコーナー」で構成。アニメコーナーでは、チョロミー、ムームー、ガラピコが、出かけたツムリ星で出会ったツムリ族のお姫様・イオ(関根さん)。彼女には昔、ゴムリ(横山さん)というロボットの友達がいたが、ある事件をきっかけに離ればなれに。ひとりぼっちになったゴムリは、星の大切なグミグミの実を盗んでしまい……というストーリー。
――横山さん、関根さん、お互いの印象を教えてください。
横山さん:麻里さんはテレビで拝見していた時からすごく明るい、キラキラしているイメージでした。初めてお会いした時もその印象のまんまだったので、「本物だ!」とミーハーな感じでした。
関根さん:ありがとうございます。私は、爽やかなすてきなお兄さんというイメージ。雑誌の連載で、お互いページ越しに共演はしていたんですが、今回やっとお会いできた。うれしかったですね。イメージ通りですね。
横山さん:お会いして今日は2回目。麻里さんのお子さんの話がすごく面白くて、会う度に聞かせてもらっています。
――映画の「ガラピコぷ~」は、大切なお友達と仲直りしようと大冒険する友情の物語です。お二人は、お友達とけんかした時、どのように「仲直り」しますか?
横山さん:僕はすぐに、なるべく早く謝ろうと努力します。ちっちゃい時は、なかなか謝れなかったですが、親にも「けんかしたらちゃんと謝るんだよ」と言われていた。どっちがいい、悪いと、分からないことがあるので、そういう時は1日以上延ばさない。どんなことがあっても、その日のうちに「ごめんね」って言う。
関根さん:早く謝る方がこじれないですよね。素直な気持ちを伝えることが大事だと思います。自分の思いを伝えると、「そう思ってたの」と伝わる。「今のはさみしかったな」と、自分の気持ちを言えば、向こうも攻撃されていると思わないので、より理解が深まる。
でも娘は「ごめんなさい」を乱用していて、言えばママは許してくれると分かっちゃった。本当に反省していないんじゃないかと思う時がたまにあります。2歳児もどんどん成長しています(笑い)。
――関根さんは2歳の子供を育てていて、横山さんは卒業後も子供たちとさまざまな場で触れ合っています。子供たちとの遊び方を教えてください。
関根さん:子供たちがスタジオでグズっちゃった時はどうするんですか?
横山さん:「おかあさんといっしょ」のスタジオには45人のお子さんが来るんで、結構ザワザワしちゃう。大きな声を出すと、子供たちは余計に騒ぎ出しちゃうこともあるので、「みんなー」って言っても聞かない時は、「みっ……」と、途中でやめてみる。急に言葉を止めたりすると、子供たちが振り向いてくれるんですよ。
子供は「あれ? 大きな声でしゃべってたのに、お兄さん急にしゃべらなくなっちゃった。壊れちゃったの?」って思う。振り向いてくれた時に、今度はゆっくり「次はさ~……」としゃべり始めると、話を聞いてくれるんですよ。
関根さん:きっかけ作りですね。なるほど! 私も娘に試してみます。
横山さん:これ、1回くらいしか通じません(笑い)。ここぞという時に。
関根さん:人それぞれ興味が違うと思うんですが、私の娘は歌とダンスが好きなんですね。「次何歌う?」「これ歌って」と言われて、娘のお陰でいろんな歌を覚えさせられました。歌詞を間違えると「違う!」って怒られる。
横山さん:厳しいですね!
関根さん:娘のおかげで幅が広がりました。でも、もっと幅が広がったのはじいじ(関根勤さん)。いろんなキャラクターの絵が上手になりました。娘に「違う!」って言われて、ありとあらゆるキャラクターの絵を描けるようになりましたよ。
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