佐野勇斗(20)と本郷奏多(28)が25日、都内でダブル主演した映画「凜-りん-」(池田克彦監督)のプレミア試写会に登壇した。
同作は、芥川賞小説「火花」を執筆した又吉直樹が脚本を手がけ、07年に舞台化した同名作品が原作。「100年に1度、かさを被ったバケモノが現れて、村から5人の子供を連れ去る」という神隠しの伝説が残る村の高校を舞台に、友情と疑念の間で揺れ動く高校生たちの青春ミステリーサスペンス。
又吉原作の作品ということについて佐野は「ミステリー系の小説が好きで、いち読者として読んだとき楽しめました」。本郷は「『どうなっちゃうんだろう』って先が読めない展開の作品なのですが、映画もうまく出来上がっていると思います」と話した。
同じ所属事務所の2人は今回が初共演となる。本郷は後輩の佐野について「真っすぐでかわいい子って感じですね。一緒にいる機会がたくさんあったけど、ダークな部分が見えないので、いいやつなんだなって思います」と絶賛。一方、佐野も「ミステリアスな役が多いので、ミステリアスな方のかなと思っていたら違いました。すごい優しくて、LINEとかも交換してくれて。優しい兄貴って感じです」と本郷の素顔を明かした。
この日は他に、須賀健太(24)亀田侑樹(27)桜井圭佑(23)平祐奈(20)石田ひかり(46)らも登壇した。