近藤サト グレイヘアになって「大御所感が出た」…白髪に20代から悩む
フリーアナウンサーの近藤サト(50)が20日、都内で、初著書「グレイヘアと生きる」刊行記念サイン会を行った。
「20年間、隠し続け、自分も欺いてきた」と20代から悩んでいた白髪は、40代になってからアレルギーが出たため、昨年から染めることをやめた。白髪姿は話題を呼び、「一般男性はタメ語から敬語になる。『飲みに行きましょうよ』から『よろしくお願いします』と。大御所感が出たかな」と変化もあった。
白髪をオープンにしたことで人との交流が増えた。ナレーターが本職ながら表に出る機会が増えたといい、「囲み取材は忘れるくらい昔。久しぶりですね」と照れた。
新元号にも触れ、「令和は、また違うステージで生きていける幕明けとしてはいいタイミング。黒髪の自分と、年号としてもサヨナラできる」と期待。今後は、「あれやれ、これやれ言われて休みがとれない」とうれしい悲鳴を上げながら、「ナレーションの仕事では、高めに言って中堅。白髪メインじゃなくて、声で注目していただけたら」と低く透き通った声を発しながら、本職での活躍に意欲を見せていた。