タレント太川陽介(60)が8日、東京・六本木のテレビ東京本社で行われた旅番組「太川蛭子の旅バラ」(木曜、午後6時55分)記者発表に出席した。

同番組は、4月18日からスタートしているが、この日、人気番組だった「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が企画として復活することを発表した。令和1発目として9日、2時間スペシャル「東北横断! ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を放送する。

約2年半ぶりの企画復活。太川は「バスの中で地図を見て5分で酔った。2年半ぶりはブランク長いね」と振り返ったが、「でもバスを見つける勘は鈍っていなかった」と笑った。

今回は山形・余目駅から岩手・宮古が舞台だが、スタートの余目駅は因縁の地でもある。「最終回でゴールできずに断念したところ」と振り返り、「バスの時間とか調べてくれた喫茶店のお姉さんに会いたかったけど、朝早すぎてまだ開いてなかった」と話した。

相棒の蛭子は他局の旅番組ロケのため、大分から中継で参加した。2年半ぶりの復活をきいた時の心境を「うえぇ~、またやるのかって思った」と明かした。また互いの好きなところ、嫌いなところを聞かれ、「好きなところは男と女じゃないから別にないよ。嫌いなところはそうね、言ったら干されそうだから。今から露天風呂に入るから。あれ、切れたんじゃない。もうこれ以上話すことがないので。どうもありがとうございました。じゃ~切るよ。じゃ~ね」と勝手に中継を終わらせた。

太川は「まあ、あんな蛭子さんですけど、長年やっていると最近は楽しくなってきました」とほほ笑んだ。「バス旅が一端終わって寂しい思いをされたみなさんにまた新しいバス旅を、とにかく楽しい番組を提供できたらと思っています」とアピールした。

蛭子の等身大パネルと写真撮影を行い、最後は太川自ら等身大パネルを持って撤収した。