市川海老蔵(41)が1日、長野・志賀高原で、植樹プロジェクト「ABMORI(えびもり)」に参加し、約1500人とともに約1万本を植樹した。

一昨年6月22日に亡くなった妻小林麻央さん(享年34)とともに14年に始めたもので、この日は長女麗禾ちゃん(7)長男勸玄くん(6)も参加した。「今回で6回目で、最初に植えた木も大きくなった。子供たちも『大きくなったね』と声を掛けられ、2人の成長した姿を見ていただくことも、2人の役割かな」。

来年は13代目市川團十郎白猿を襲名するが、「ABMORI」のプロジェクト名については「海老蔵で始めたので、ABMORIのままでいい」。襲名披露興行が5~7月になるため、「来年の植樹はいつもとは時期はずれるけれど、團十郎として初参加することになると思う」。

襲名公演直後の7月25日に東京オリンピック(五輪)の開会式が始まる。開会式出演については「具体的にどうこうという話はないし、ガツガツもしていない。感動があり、思い出に残る開会式になることが大事だと思う。必要とされるならば、出たいという気持ちはある」と、出演に意欲をみせた。