木村文乃:SPECサーガ完結篇 最新作は「最終章じゃないかも」 堤監督も続編に意欲

「SPECサーガ完結篇『SICK’S 厩乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」の舞台あいさつに登場した(左から)竜雷太さん、木村文乃さん、松田翔太さん
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「SPECサーガ完結篇『SICK’S 厩乃抄』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」の舞台あいさつに登場した(左から)竜雷太さん、木村文乃さん、松田翔太さん

 女優の木村文乃さんがこのほど、東京都内で行われた「SPECサーガ完結篇『SICK’S 厩乃抄(きゅうのしょう)』~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~」の舞台あいさつに、堤幸彦監督らと登場した。「厩乃抄」は「SICK’S」の最新作で、「恕乃抄」「覇乃抄」に続く3部作の最終章。「恕乃抄」から、メインキャストで眼帯がトレードマークの天才・御厨静琉(みくりや・しずる)を演じた木村さんは、最終章を迎えた心境を聞かれると「まず最終章と思ってやっていない。そうなるかもしれないし、そうじゃないかもしれない」と明かし、会場からどよめきが起きた。

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 さらに木村さんは今回の撮影で「(最後なのかどうか)誰も分からないまま撮影しているところがあったので、ちょっと気を抜けない。もう1回、眼帯をしなきゃいけなくなるかもしれないので。引き続き片目で過ごす気持ちは前向きに持っていたい」と御厨役を演じる準備を怠らないことを誓っていた。

 堤監督は、司会者から今回が本当に最後なのかと聞かれると「皆さまが『続けろ』とおっしゃっていただければ。官製はがきに書いていただき、50通を超えたら続けます」と“続編”に意欲。木村さんも「皆さんが官製はがきに書いて送ってくれるかどうかが大事です!」と呼びかけていた。

 また木村さんは今回の注目ポイントについて「見終わった後に『ん!?』ってなって、もう1回、『恕乃抄』から見直したくなる感じになっています。楽しみにしていただいても期待を裏切らないですね」と自信たっぷりの笑顔を見せていた。舞台あいさつには、松田翔太さん、竜雷太さん、植田博樹プロデューサーも出席した。

 「SPECサーガ完結篇『SICK’S』」は、ドラマや映画が人気を博した「ケイゾク」「SPEC」に続くシリーズ最新作。「SICK’S」は、御厨(木村さん)と元公安の刑事・高座宏世(たかくら・ひろよ、松田さん)が、特殊能力(SPEC)を持つ者たち=SPECホルダーを巡る権力闘争に立ち向かう姿を描く。

 「厩乃抄」は、動画配信プラットフォーム「Paravi(パラビ)」で、9月14日午前0時から配信。配信に先駆け前作「覇乃抄」が9~14日に6夜連続で関東ローカルで初めて地上波放送される。

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