名古屋発の男性アイドルユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)の本田剛文、田村侑久、平松賢人が8日、東京・渋谷109の前で開催された「スナックサンドの日 記念イベント」に出席した。
本社を愛知・名古屋市に置くフジパン株式会社は主力商品「スナックサンド」を1975年9月15日に発売。同日を「スナックサンドの日」と制定し、今回名古屋が拠点のボイメンのメンバー3人がPR役を務めた。
本田が「地元を盛り上げようと(同社と)タッグを組むのは光栄。東海エリアからガシガシ発信したい」と意気込めば、平松も「109でやるのはあこがれだった。本当にうれしい」と顔をほころばせた。
だが、知名度がまだまだなのか。田村は「警備員さんに1000人くらい集まると言われたけど、素通りしてくれて見事に誰もいない」と自虐ネタで笑わせ「スナックサンドとともに、僕たちの名前も売れたら」とさらなる飛躍を誓った。
テレビ関係者は「メンバーは『プライベートな質問にも答えますよ!』と言っていた。ジョークだとしても、記者からいろいろつっこまれるのは避けたいところなのに、男性アイドルがオープンな姿勢で記者をあおるのは珍しい。それだけ売れたいという覚悟なのでしょう」と指摘する。
7月には、ジャニーズ事務所が元SMAPで事務所を退所した3人を、出演させないようテレビ局などに圧力をかけていた疑いがあるとして、公正取引委員会が同事務所を注意したばかり。男性アイドルグループにとって追い風が吹いている。
「ジャニーズ事務所に過度に忖度したり、自主規制する風潮がなくなったのは間違いない。業界の風通しが良くなっている」(同)
ボイメンはこのチャンスをものにできるか。