地下アイドル・仮面女子が東京・秋葉原の仮面女子カフェ2部公演(15日)で「アリス☆加入式」を行い、新体制をスタートした。

 7月の組閣発表で候補者からの昇格はなく、今回の加入は仮面女子を構成するユニット間での異動のみ。スチームガールズからアリス十番に昇格した桑名利瑠(23)は「昇格発表からずっとドキドキしていて、全力のパフォーマンスができるか不安でしたが、ステージに立ってみると幸せいっぱい見たいな感じでした」、海月咲希(24)は「最初は緊張しすぎて周りが見えなかったけど、どんどん楽しくなってきて夢に見たステージに立っているんだ!と実感。これからもっと頑張っていこうという気持ちになりました」と振り返った。

 不動のセンター・黒瀬サラが卒業したスチームガールズには、アリス十番の小島夕佳(23)が移籍した。センターを務める小島は「スチームガールズを経験しているといっても、センターは大事な役割なのでプレッシャーもありましたし、歌割や振り付けの変更もあって、いろいろなドキドキがありました」という。「1部でアリス十番を卒業したのですが、十番は楽しかったなと思えたし、スチガも一曲一曲が楽しくて、前に一緒だったいがちょん(猪狩ともか=27)と活動できるのもうれしい」とニッコリ。「新しいメンバーでかっこいいユニットにしていきたい」と力を込めた。

 昇格後の目標は「大阪に行きたい」(桑名)、「出身地の徳之島でライブ」と凱旋ライブを熱望。小島は「遠征に行きたい」と仮面女子の全国展開に意欲満々。小島は「スチガは昔から(遠征に加われず)お留守番というイメージだったんです。一緒におでかけすることでメンバーと絆を深めていきたい」とアピールした。

 この日、ステージに登場した猪狩は「リーダー業務をこなせていないし、ステージではレアキャラになっている」として、スチームガールズのリーダーを雪乃しほり(28)にまかせると発表した。