ピン芸人・おいでやす小田(41)、お笑いコンビ「ネイビーズアフロ」(皆川=27、はじり=27)が25日、京都学生広報部Prezents「祇園花月大学~秋のオープンキャンパス~」(11月22日、よしもと祇園花月)PRのため、京都市の門川大作市長(68)を表敬訪問した。

 同イベントは、全国の中高生に京都で大学生活を送りたいと思ってもらうキッカケづくりを目的に、京都市と公益財団法人大学コンソーシアム京都が創設した京都学生広報部と吉本がタッグを組んで実現。小田ら芸人と学生が出演し、京都の魅力を発信する。

 ネイビーズの2人は、門川市長と同じ京都市立堀川高等学校の出身だが、大学は神戸大学に進学した。そんな2人に市長は「京都の高校出て、神戸の大学に行っちゃった子もおる」とチクリ。皆川は「京都は大好きです。神戸大学に行きましたが、あれは4年間の諜報活動です」と言い訳すると、はじりも「僕は6年間諜報活動をしてきましたが、中退してきました。最終学歴は祇園花月にしたいと思っております」と話した。

 一方、京都府立北稜高等学校出身の小田は、卒業生の先輩にお笑いコンビ「チュートリアル」、後輩に「ミキ」がいるが「『ミキ』が出てきてから、僕のことが言われなくなった」とボヤいた。「ミキ」のことが嫌いなのかと聞かれると「嫌いじゃないですよ。かわいい後輩。僕も頑張らないとなってことですよ。悪口言わそうとしてるでしょ!」と否定したが、皆川は「さっき、裏で『ミキ』の写真燃やしてましたよね」と悪ノリ。小田は「何でここで燃やすねん。家でやるわ!…家でもやらんわ!」とノリツッコミで応じて笑いを誘った。

「R―1ぐらんぷり」ファイナリストの常連である小田は昨年、拠点を東京に移したが「東京なんか楽しくないですよ。住むとこじゃない。いずれ京都に戻りたい」とホームシック気味(?)な様子。「20歳くらいのころは三条や四条で飲んで、鴨川の川べりで朝までおったり。人がいやすい街ですよ。南禅寺近くの湯豆腐屋でバイトしててね。観光シーズンになると、40~50人学生が集まってバイトしてるんですよ。失恋もしましたね。それでたばこを始めた。22歳の時ですね…」と遠い目をしていた。